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読書diary ロマンス茶房

読んだ本のあらすじと感想を紹介します。ロマンス小説が中心になります。ネタばれがありますのでご注意ください。

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Category [ロマンス小説以外 ] 記事一覧

「シャルトル公爵の愉しみ」 名香智子 小学館文庫

≪作品紹介≫ 
 名香智子作の「花の美女姫」シリーズの登場人物の一人であるアンリ・ド・シャルトルがほぼ主人公となった作品です。フランスのシャルトル公爵家を舞台とした連作長編という形になっています。登場人物は、アンリの両親であるシャルトル公爵ラウールと公爵夫人ヴィスタリア、アンリの年の離れた妹アテネー、他に怪盗銀鼠の息子ミカエルと地中海の小国ロノス王国皇太子リオン、ハプスブルク家のレオポルディーネが中心となっています。

≪感想≫ 
 何と言っても美しくて華麗な絵が魅力です。作者が「ファンション・ファデ」というファッション界の漫画を描いていただけあって、多彩な衣装も魅力です。アテネーは登場ごとに衣服だけでなく髪型も変えてきて、作者の思い入れの強さがうかがわれます。女装して七変化をみせるミカエルにも力が入っています。レオポルディーネのゴージャスな髪の質感は、ため息の出るような美しさです。

 登場人物のほとんどが個性豊かというよりも変といったほうがよく、奇想天外な行動をとるのが特徴です。現実離れした設定とストーリーを楽しむのがいいかもしれません。

 シークレットベイビーものがたくさんあるロマンス小説の読みすぎか、ミカエルをアンリの息子かと思っていました。「花の美女姫」第2巻で14歳のアンリが銀鼠の恋人シルヴィと関係を持っていたので、可能性としてはあります。ただ、ミカエルとアテネーの年齢差が8歳らしいので(ミカエルがアンリの子なら9歳差のはず)、年齢的には可能性は薄いようです。念のために言っておきますと、作品中にミカエルがアンリの子であるということを、ほのめかす描写は全くありません。しいて言うと銀鼠がミカエルに、シャルトルとはかかわりあいになるなと警告する場面があり、そこが怪しいといえば怪しいのですが、アンリともあろう者がミカエルが自分の子の可能性があることに気付かないわけがないので、やはり違うのでしょう。

≪関連作≫
 「花の美女姫」(全3巻) 
 「ファンション・ファデ」  ラウールの愛人サラがマダム・フルールとして登場

≪BOOK DATA≫
 「シャルトル公爵の愉しみ」 (全7巻)
  名香智子 小学館文庫 2004年






「光の指で触れよ」 池澤夏樹 中央公論新社(中公文庫) その2

連載終了から約1年5ヶ月たってやっと「光の指で触れよ」の単行本が発売されました。連載終了時のあらすじと感想はコチラです。完全なネタバレになっていますのでご注意ください。
 単行本だけを読んで新聞連載を読んでいない方には、連載終了時に書いた前回の感想を見て???だったのではないでしょうか?前回の感想で私が突っ込みを入れたところが、単行本ではかなり消え失せてしまっています。がっくり 感想としてかなりマヌケなものになってしまいました。涙 消えた部分はこちら → jump (ネタバレです) 
 単行本では、登場人物の心情を描写した部分がかなり減りました。そのため農業、自然回帰、コミュニティ、スピリチュアル、シュタイナー教育の啓蒙書を読んでいるような気がしました。



以下の部分は超ネタバレです。未読の方は読まないでください。

 改稿された主なところは、以下の部分と思われます。
1.エコドルプ最後の夜にアユミが若い男と一夜を共にした部分がなくなった。
2.林太郎と美緒の仲が再開するのがクリスマスから6月に変わって早まった。
3.林太郎と美緒の仲が再開した後、行き違いが多くなったという記述が加わった。
4.林太郎から美緒への気持ちを記述した部分、林太郎とアユミが自分と相手の気持ちを分析した部分、発覚後林太郎が後悔し苦しんでいる部分がかなり減った。

2.については、理由がよくわかりません。いったん別れてから一年も待つのは無理があるからでしょうか?クリスマス設定の方が、ムードがあったような気がします。またクリスマスだと再開まで時間があったぶん、終わったはずの関係が再燃した意外性と再開するかしないかの緊迫感が大きかったのですが、それが小さくなりました。しかし、それこそが作者の意図で、作品の恋愛度を低めようとしたのかもしれません。
 また、それまで林太郎視点でずっと美緒が描かれていたので、美緒が報われない許されない恋に苦しんでいるという印象がありましたが、ここで初めて美緒視点が描かれ、あれイメージが違う、美緒は自分のことしか考えていないじゃないかという意外性がありました。しかし再開が早くなり描写も減ったのでその意外性もなくなりました。
 また、寒い時期という設定だったので、再開の話し合いの後二人ででも一人ででも寒い部屋に戻りたくないという理由で、暖房を切らずに家から出かけた、という記述があったのですが、当然ながらそれもなくなりました。さらに、最後の方で林太郎が農業の資料を会社でコピーしたという記述があったのですが、「会社で」の部分がなくなっていました。どちらも美緒と林太郎のモラルのレベルをさりげなく表していて、スゴイなあと思っていたのですが。

3.については、それを追加することによって林太郎が美緒に未練を残している印象がなくなったと思います。

4.については、たくさんの記述が削除されて、林太郎の気持ちが恋愛というよりも流されて又は遊びのような印象になってしまったと思います。後悔や苦悩の描写も減り、いっそうひどい態度に感じられます。たとえて言うと、連載は不倫の余韻が残り別れても未練たっぷりの状態を描き、単行本は別れてから時間がたって熱病から回復してすっかり醒めた状態を描いたかのようです。自業自得とはいえ、なんだか美緒がかわいそうになりました。



 美緒が幼い頃からの小さなエピソードを寝物語で一つずつ語る、という記述があって、美緒の子供っぽさをうまく表しているなあと思ったのですが、それもなくなっていました。美緒を27,8歳くらいかと思い込んでいましたが、少なくとも32歳以上のようです。

 408ページの何年も会っていないという養父は、前の方で死んだと書いてあったはずですが、養父≠継父で別人なのでしょうか?説明から判断すると同一人物のようですが。

 結局、不倫の恋は単なるきっかけで、いかに農業に心が移ったかがテーマだと思われます。そのため、農業部分の比重が大きくなり、恋愛部分が小さくなったのでしょうか?つまり、ロマンス小説を読む観点で本作を読んだのが、間違っていたようです。


 前回の感想で引用した部分で、単行本で消えてしまったところ

 >ろくに口をきいてくれなくなった妻に
 >その時は美緒が身を引いたというふうに考えています。
 >後で林太郎は、ここで美緒とよりを戻したことを判断ミスだったと言っています。
 >「人間は誠心誠意二人を愛することができる」などとも考えています。
 >林太郎は「ぼくは本当に君に謝っただろうか」などと言いますが、
 >後で必死だったと回想していますが、 
 >最後の締めの感想が「ひょっとしたらおれはものすごく運のいい男かもしれない」

≪BOOK DATA≫
2011年1月文庫化 中公文庫 636P 900円
光の指で触れよ (中公文庫)光の指で触れよ (中公文庫)
(2011/01/22)
池澤 夏樹

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光の指で触れよ」  池澤夏樹  中央公論新社 528P 2310円 2008年1月発売 送料無料
 

「スカーレット・ウィザード」(全5巻) 茅田砂胡 中央公論新社(C★NOVELS)

≪あらすじ≫
 「海賊達の王」(キング・オブ・パイレーツ)の異名を持ち、宇宙きってのお尋ね者ケリーは、たまたま降り立った惑星で、ジャスミンという女性から奇妙な依頼を受けた。その依頼とは、一年間だけ自分と結婚して欲しいというものだった。何とジャスミンは宇宙一の巨大財閥であるクーア財閥の創始者マックスの一人娘で、半年前のマックスの死によって新しい総帥になったのだという。ただし、30歳になってもジャスミンが独身だったら、総帥の座から降りること、というマックスの遺言があるということだった。その遺言は法的には無効だが、財閥内ではマックスの言葉は絶対らしい。早急に結婚しなければならないが、うかつな相手を結婚相手に選ぶことはできない。財閥の権利を狙う他の役員に命を狙われる恐れもあることから、殺しても死なないくらいしぶとく、だが、何より信頼でき、気概も腕もある男が必要なのだというのだ。だが、誇りにかけてもこんな話は受けられない。そう言ったケリーに、ジャスミンは賭けを持ちかけてきた。

≪感想≫
 便宜結婚もののロマンス小説のようなあらすじの書き方ですが、本作はロマンス小説ではなく、いわゆるライトノベルです。宇宙が舞台なのでSFともいえるし、冒険アクションものともいえます。読んでいて、理屈ぬきで楽しめると思います。

 続編として、外伝、「暁の天使たち」シリーズ、「クラッシュ・ブレイズ」シリーズがあります。外伝のあたりから、作者の前作「デルフィニア戦記」の登場人物が乱入してきて、その後はほとんど乗っ取り状態です。最初は「デルフィニア戦記」を読んでいなかったので、予備知識がなく、何が何やらわからない状態でした。

≪BOOK DATA≫
 「スカーレット・ウィザード」(全5巻・外伝) 茅田砂胡 中央公論新社(C★NOVELS)・中公文庫


≪コミック≫
 「スカーレット・ウィザードプラス」(1)(2) 中央公論新社(CNC comics)
  忍青龍・鈴木理華/茅田砂胡

 
≪関連作≫
 「デルフィニア戦記」(全18巻・外伝)  
      中央公論新社(C★NOVELS)・中公文庫
 「暁の天使たち」シリーズ(8巻)        中央公論新社(C★NOVELS)
 「クラッシュ・ブレイズ」シリーズ (全16巻) 中央公論新社(C★NOVELS)
 「トゥルークの海賊」(全4巻)中央公論新社(C★NOVELS)
 「天使たちの課外活動」(1~)中央公論新社(C★NOVELS)

暁の天使たち 暁の天使たち
茅田 砂胡 (2002/03)
中央公論新社

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クラッシュ・プレイズ 嘆きのサイレン クラッシュ・プレイズ 嘆きのサイレン
茅田 砂胡 (2004/11/25)
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「光の指で触れよ」(すばらしい新世界II) 池澤夏樹 読売新聞連載小説

≪あらすじ≫ 2005年7月16日~2006年8月18日 連載 <単行本発売中>  <2011年1月文庫化>  
 大企業で風力発電の開発に携る林太郎は、会社の後輩で恩師の娘美緒とパーティーの帰りに一緒に飲みに行き、思いを告白される。妻がいるから、と断った林太郎に、美緒は「私がいることを忘れないでください」と言ってその場は引き下がった。そして3年後、林太郎と美緒を含めて4人で地方の風車を視察に行くことになったが、他の二人が急用で行けなくなり、林太郎と美緒のみが行くことになった。二人で風車を見ていたところ、急な雷雨に襲われ二人で車に駆け込んで、そのまま関係を持ってしまった。不倫関係が続いて数ヵ月後、林太郎の妻アユミに二人の関係が発覚し、ろくに口をきいてくれなくなった妻にいたたまれなくなった林太郎は、家を出て美緒の部屋に転がり込んだ。だが数日後、ショックを受けゾンビ状態のような林太郎に耐えられなくなった美緒は、彼に奥さんの所に帰るように言った。林太郎が帰宅すると、「わたしたちの結婚を停止しましょう」という置手紙を残し、アユミは娘の可南子とともに家からいなくなっていた。アユミと可南子は友人を頼り、まずオランダへ、次にフランスのエコドルプという農業コミュニティに行き、新たな自分を模索しようとしていった。(補足。娘・可南子は保育園児。他に寮生活をしている高校生の息子・森介がいる)

 (注)これは連載終了時のあらすじと感想です。単行本では削除された部分についての感想が含まれています。単行本についての感想はコチラです。

≪感想≫ 超ネタばれです。ご注意ください。
 こういうあらすじの書き方だと、三角関係が話のメインのようですが、実はアユミが体験するスピリチュアルなものとか、農業、コミュニティなどがストーリーのかなりの部分を占めています。どちらかと言うと私にはあまり共感しにくい世界で、特にスピリチュアルなものは違和感が強く、感想も書きにくい感じです。
 というわけで、小説全体の感想というよりも、ロマンス小説を読む観点から見てみたいと思います。なお、図書館で時々まとめて読んでいたため、うろ覚えですので、小説からの引用部分は間違っている可能性があります。

 ロマンス小説というのは原則として不倫はNGなので、こういう不倫話はある意味新鮮でした。夫が浮気したら自分だったらどうするか、答えの出るものではありませんが、いろいろ考えさせられました。

 以下の部分は未読の方は読まないでください 

 二人とも理系の技術者なのに障害対策(妻にバレたらどうなる、どうする)を全然考えていなかったふしがあります。「何かを失ってもいいと一瞬思った」と後で林太郎が述懐していますが、一瞬だけ? 先のことは考えられなくなるほどの思いだったと言われればそれまでですが。
 美緒が林太郎を部屋から追い出した時、読者的には、<美緒は林太郎が辛い時に支えになってはくれない、美緒は自分が望む姿の林太郎しか受け入れられない>、つまり結婚するには向いていない存在だとはっきりわかるのですが、林太郎には恋愛フィルターがかかっていて、その時は美緒が身を引いたというふうに考えています。

 その後、二人は会うのを一年近く止めていましたが、アユミが帰ってくる様子がないので、美緒がクリスマスに林太郎を食事に誘って、元のような仲に戻れないかと言ってきます。結局、今だけの関係だという覚悟があるなら、と林太郎が釘をさして関係を再開します。これはちょっとひどいですよね。まるで美緒を一時の情事の相手にするような扱いです。美緒もこんな扱いに甘んじてしまうのはどうかと思いますが、それだけ林太郎との仲を再開したいという気持ちが強かったのでしょう。でも、後で別れ話になった時、そんなことを言っていたわね、のような感想だったので、真剣には受け止めていなかったのでしょうか。後で林太郎は、ここで美緒とよりを戻したことを判断ミスだったと言っています。それは、美緒に空しい期待(結婚)を持たせて、一層苦しめてしまったことに対してでしょうか。それともアユミを更に裏切ってしまったことに対してでしょうか。
 このころ、林太郎は美緒と一緒になるつもりはない、という気持ちになっています。でも「人間は誠心誠意二人を愛することができる」などとも考えています。「愛する」のほうはまあいいとして、「誠心誠意」というのはどうでしょう。二人の女性の方からすると不誠実の極みではないでしょうか。それとも行動は不誠実かもしれないが、愛するという気持ちは誠心誠意なのだということなのでしょうか。
 こうやってエピソードを書いていくと、美緒が悪女のような印象を与えてしまったかもしれませんが、決してそうではありません。林太郎に対する思いは真剣で純粋です。ただ、自分の思いが優先しているような気がします。林太郎の会社での立場とか(二人の仲は社内に知れ渡った)、妻と離婚した時の経済的損失や、子供と離れる苦痛を考えていないようです。もっとも林太郎も美緒の立場を考えていないので、どっちもどっちですが。

 農業に興味を持つようになった林太郎は会社を辞めて、農業を始める決意をします。美緒はそういう林太郎を受け入れることができず、美緒の方から別れます。これは捨てられた訳ではない、別れは自分の選択だと美緒に思わせることができて、林太郎が意図してのことではないと思いますがなかなか良い方法だったような気がしました。林太郎は農業を一緒にやらないかと言って、アユミに帰ってきて欲しいと<説得>するわけですが、途中まで<誠意を尽くして妻を説得したが、帰ってこなかった>という言い訳のための説得かと思いました。まるで、アユミが絶対断るような、わざと神経を逆撫でするような言い方をしていたからです。たとえば、アユミが、「彼女は畑に来ないの?」と聞いた時に、「彼女と一緒にやるつもりはない」とか「君と農業をやりたいんだ」とか言えばいいのに、「彼女は根っからの工学の子だから」と彼女の方の事情を先に言ってしまった所です。アユミの解釈を推定すると・・・
 解釈1 美緒を農業に誘ったが、断られた。それだと、美緒が林太郎を見捨てた、または美緒が自分の事しか考えていないという印象を与えるので、美緒にもやむを得ない事情があったと説明してかばった。→美緒が第一選択。美緒をまだ愛している
 解釈2 美緒を農業に誘わなかった。これは美緒の事情に配慮したためである。→美緒をまだ愛している

というわけで、どっちにしろ致命的な発言になってしまいます。また、謝罪もしないし、反省の言葉もないし、もう浮気しないと誓約する訳でもない。それどころか彼女とのことは後悔していないと、言ってしまったりと、どこが<説得>なんだと言いたくなります。後で必死だったと回想していますが、どこが?

 読んでいても理由がよくわからなかったのですが、結局アユミは林太郎の所に帰って、復縁します。そこでも林太郎は「ぼくは本当に君に謝っただろうか」などと言いますが、謝っていません! こう言うからにはここでちゃんと謝るのかと思うと、結局謝っていないし、何をやっているのか。そして、最後の締めの感想が「ひょっとしたらおれはものすごく運のいい男かもしれない」って、そんな能天気な・・・ダメだこりゃ。
今まで、悩んだり苦しんだりしていたのは一体どこへ・・・美緒にまだ未練があるみたいだったし・・・ アユミさん、復縁はいいけど、もっと締め上げなきゃダメだったね。

≪関連作≫
 「光の指で触れよ」の数年前、アユミが可南子を妊娠したころの話 恋愛話ではありません
すばらしい新世界 すばらしい新世界
池澤 夏樹 (2003/10)
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2011年1月文庫化 中公文庫 636P 900円
 
光の指で触れよ (中公文庫)光の指で触れよ (中公文庫)
(2011/01/22)
池澤 夏樹

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