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読書diary ロマンス茶房

読んだ本のあらすじと感想を紹介します。ロマンス小説が中心になります。ネタばれがありますのでご注意ください。

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「忘れるための一夜」(富豪一族の絆VI) ハイディ・ベッツ D-1229

≪あらすじ≫ ナッッシュの次男クリードとナッシュの三番目の妻の連れ子マヤ
 マヤがまだ幼いころ、母親であるパトリシアがナッシュ・フォーチュンの五人の子供のナニーとして住み込みで働くようになった。その時からナッシュの次男クリードは、マヤに対して冷たい態度をとり、ナッシュとパトリシアが恋に落ちて結婚し、マヤがナッシュの義理の娘になってからも、クリードだけはますます冷たく当たるようになった。クリードと顔を合わせたくないことと、フォーチュン家の中で疎外感を感じていることもあって、マヤは大学進学のために屋敷を出て以来、頻繁には屋敷に帰ろうとはしなかった。

 そんな中、母のパトリシアが屋敷を出て行って行方不明になり、ナッシュが私立探偵を雇って行方を捜させていたが、行方はわからなかった。そうこういているうち、マヤの家にクリードがやってきて、言い争いになった挙句、流されるように関係を持ってしまった。だがその直後、クリードは「これでやっと問題は片づいた。きみのことで思い悩まずにすむ」と言って、逃げるように帰ってしまった。

≪感想≫
 義兄妹であることから、マヤへの気持ちを押し殺しつづけていたクリードですが、欲望に負けてマヤと関係を持ってしまいます。こういう設定の話では、気持ちを押さえた状態が続くことが多いのですが、本作ではあっさり関係をもってしまいます。そして、それからのやりとりがなかなか面白かったと思います。
 パトリシアの行方不明事件が物語の中心になっていますが、失踪の理由が拍子抜けでした。

≪登場人物≫
 クリード・フォーチュン・・・・ダコタ・フォーチュン社経営者(ナッシュの次男・母はナッシュの最初の妻エリザベス)
 マヤ・ブラックストーン・・・小学校教師(ナッシュの三番目の妻パトリシアの連れ子)

≪シリーズ≫ 富豪一族の絆
 1. 「まやかしのプロポーズ」 ペギー・モアランド     D-1212 ナッシュの長男ケイス
 2. 「すれ違うままに」    ブロンウィン・ジェイムスン D-1214 キングストンの長男デディの長男マックス
 3. 「スキャンダラスな令嬢」 シャーリーン・サンズ    D-1220 ナッシュの長女エリザ
 4. 「狙われた初恋」     キャシー・ディノスキー   D-1222 ナッシュの三男ブレイク
 5. 「春の嵐のように」    ジャン・コリー       D-1226 ナッシュの次女スカイラー
 6. 「忘れるための一夜」   ハイディ・ベッツ      D-1229 ナッシュの次男クリードとナッシュの三人目の妻の連れ子マヤ

≪富豪一族シリーズ≫
 富豪一族の肖像(13冊)      主にケイトの孫の話 
 富豪一族の伝説(16冊)      主にキングストンの孫の話(テキサス州のフォーチュン家)
 富豪一族の花嫁(6冊)       主にケイトの夫の弟ケイレブの孫の話
 富豪一族の花婿(5冊)       ケイトの夫と愛人の間の孫の話
 富豪一族知られざる相続人(7冊)  主にキングストンの孫の話(テキサス州のフォーチュン家)
 富豪一族の宿命(11冊)      (テキサス州のフォーチュン家)
 富豪一族の絆(6冊)        サウスダコタ州のフォーチュン家(テキサス州のフォーチュン家関連)

≪BOOK DATA≫
 「忘れるための一夜」(富豪一族の絆VI) Fortune's Forbidden Woman
   ハイディ・ベッツ(仙波有理) D-1229 2008年6月

「囚われの妻」 バーバラ・フェイス LS-31(HR-70)

≪あらすじ≫
 アナベルはゴムボートで漂流していたところを救助されたが、意識を取り戻した時すべての記憶を失っていた。クルーザーに乗っていたときに爆発事故が起こったらしい。発見されたのはクルーザーの残骸だけで、他の乗員はみつからなかった。そんなアナベルの前には見知らぬ男性がいて「僕はルイス・ミゲル・アラルコン。きみの夫だ」と言ってきた。アナベルは記憶が戻らないまま退院することになり、ルイスと二人でヨットに乗って彼の所有する島であるサン・セバスチャンに戻ることになった。だが、ルイスは執拗にアナベルの記憶を蘇らせようとするのだった。

≪感想≫
 何者かがアナベルの命を狙い、緊迫感のある展開となります。一方、ルイスが何か重要なことを隠している様子です。 
 アナベルは離れ小島に置き去りにされていた犬を連れ帰りますが、その犬が健気です。 <以下、重大なネタバレなので反転にします>

 でもその犬があんなことになって・・・・非常に残念でした(コミック版ではその辺は配慮されているらしい)
 そしてルイスですが、ミランダを全否定するような昔の態度があまりにもひどく、現在のまるで別人のような態度が本物かどうか心配になりました。


≪登場人物≫
 ルイス・ミゲル・アラルコン・・・トレジャー・ハンター
 アナベル・ブラッドフォード・・・ヨットのディーラー 

≪コミック≫
 「囚われの妻」
   橋本多佳子/バーバラ・フェイス 宙出版 2006年2月


≪再版≫
 「再会の物語」 HR-70 2004年5月
   「愛は故郷の町に」 シェリル・ウッズ  N-557
   「囚われの妻」    バーバラ・フェイス LS-31

≪BOOK DATA≫
 「囚われの妻」 Long-Lost Wife? 
  バーバラ・フェイス(中野恵) LS-31 1998年1月

「愛に背いて」--いとしき悪女(富豪一族の宿命XII) シェリ・ホワイトフェザー N-1161

≪あらすじ≫ レナードの長女スーザン(ビンセント・ダニエルの妹、カイラの姉)
 スーザンはライアンの病気を知って、ライアンの牧場にしばらく滞在することにした。すさんだ少女時代に暴力をふるう父親から家を追い出されたところをライアンが救ってくれたからだ。そして、ライアンの助けで名門大学に進み、今では児童心理学者となることができた。ライアンの牧場に戻ったスーザンは、牧場の雇い人の息子で今は獣医となっているイーサンと再会した。スーザンは少女時代にイーサンに熱を上げ追い回していたが、彼がそれに応じることはなかったのだ。

≪感想≫
 最初のほうはのろのろした展開でしたが、後半で一気に緊迫した展開となります。逃亡した殺人犯がライアンとリリーを狙います。

 キャメロンはライアンの弟であると、このシリーズで何度か書かれているのですが、以前のシリーズではキャメロンはライアンの兄だったはずなのですが、はて??

≪シリーズ≫ 富豪一族の宿命 
 1. 「恋に酔わせて」         マリー・フェラレーラ N-1137 パトリックの長男ジャックとメンドーサ家次女グロリア
 2. 「ボスの誘惑」        クリスタル・グリーン N-1140 メンドーサ家長女クリスティーナ
 □. 「色あせぬ想い 」                 N-1145
    3. 「眠れぬ夜の果て」   ステラ・バグウェル      メンドーサ家三女シエラ
    「再会はベッドで」     アネット・ブロードリック   「キャラウェイ・ダンディーズ」のシリーズ
 □. 「ときめきを教えて」               N-1149
    4. 「悲しみの刻印」    アン・メイジャー       パトリックの三男スティーブ(三つ子)
    「きみへのラブソング」 クリスティン・リマー     富豪一族シリーズではない(ジョーンズ家の話)
 □. 「そばにいるだけで」                 N-1154
    5. 「気づいてほしくて」  マリー・フェラレーラ     ライアンの牧場の元調教師クルスと妻サバンナ
    6. 「禁断の恋は甘く」   ペギー・モアランド      レッドロック署の巡査と刑事
 □. 「ときめきの予感」                 N-1157
    7. 「熱い逃避行」     ローリー・ペイジ       パトリックの次男クライド(三つ子)
    8. 「悲しみを抱きしめて」 カレン・ローズ・スミス    パトリックの長女バイオレット
 □. 「秘めやかな情熱」                 N-1159
    9. 「恋はハプニング」   エリザベス・ベヴァリー    パトリックの四男マイルズ(三つ子)
    10. 「ボディガードの誘惑 マーナ・マッケンジー     レナードの長男ビンセント
 □. 「愛に背いて」                   N-1161
    11. 「氷のプレイボーイ」  クリスティ・ゴールド     レナードの次男ダニエル
    12. 「いとしき悪女 」   シェリ・ホワイトフェザー    レナードの長女スーザン
 □. 「熱い夜の果て」                   N-1163         
    13. 「恋する遺伝子」    マリー・フェラレーラ     エメットのいとこコリン
    14. 「 一夜の魔法」     モーリーン・チャイルド     レナードの次女カイラ
 15. 「愛のめざめ」      クリスティ・リッジウェイ N-1164 ジャミソン家長男エメット
 □. 「熱いプロローグ」                 NX-2
     「秘密のキス」     アン・メイジャー        <フォーチュン・テキサス>社社員
     「秘めた恋心」     クリスティン・リマー      レッドロック署警察官 
     「あなたに帰る日」   カレン・ローズ・スミス    ケータリング業者

≪富豪一族シリーズ≫
 富豪一族の肖像(13冊)      主にケイトの孫の話 
 富豪一族の伝説(16冊)      主にキングストンの孫の話(テキサス州のフォーチュン家)
 富豪一族の花嫁(6冊)       主にケイトの夫の弟ケイレブの孫の話
 富豪一族の花婿(5冊)       ケイトの夫と愛人の間の孫の話
 富豪一族知られざる相続人(7冊)  主にキングストンの孫の話(テキサス州のフォーチュン家)
 富豪一族の宿命(11冊)      (テキサス州のフォーチュン家)
 富豪一族の絆(6冊)        サウスダコタ州のフォーチュン家(テキサス州のフォーチュン家関連)

≪BOOK DATA≫
 「愛に背いて」 N-1161 2007年12月
  「氷のプレイボーイ」(富豪一族の宿命XI) The Law of Attraction クリスティ・ゴールド(仙波有理)
  「いとしき悪女」(富豪一族の宿命XII)  Once a Rebel  シェリ・ホワイトフェザー(宮崎真紀)
 

「パートナーは億万長者」 スーザン・ブロックマン D-1054(HR-260)

≪あらすじ≫
 マギーは、両親の口出しに逆らいきれず、夢をあきらめて弁護士の道に進んだ。そして今また、流されるように婚約しようとしていた。そんな折、長年町を出ていた高校時代の友人マットから、仕事の依頼がきた。彼は条件つきで父親から会社と巨額の遺産を相続することになり、その件でマギーを雇いたいというのだ。

≪感想≫
 最初のほうはテンポのいい会話でなかなか良かったのですが、途中から雲行きが怪しくなってきました。マギーの弟以外の登場人物が、理不尽な行動をとるので、読んでいて辛くなってしまいました。

≪再版≫
 「パートナーは億万長者」 Scenes of Passion
   スーザン・ブロックマン(神鳥奈穂子) HR-260 2010年2月

≪コミック≫
  「パートナーは億万長者」 
  千村青/スーザン・ブロックマン ハーレクインコミック 2014年5月

≪BOOK DATA≫
 「パートナーは億万長者」 Scenes of Passion
   スーザン・ブロックマン(神鳥奈穂子) D-1054 2004年10月

「カリブの娘」 ナタリー・フォックス I-1617

≪あらすじ≫
 育ててくれた伯父が横領罪で有罪判決を受け、ミランダは打ちひしがれた。これまでの22年の人生は横領したお金で支払われていたなんて!彼女は罪の意識にさいなまれて自らを厳しく罰しようと決意し、カリブ海の無人島で3か月間ひとりで暮した。そこへ突然ルイスという男性が現れ誘いをかけてきた。そして「この島は自分が一年前に買った。その時の条件で、自分が君と一年間一緒に暮らしてその間に必要な教育を受けさせることになっている」と言ってきた。ミランダは反発しながらも、彼の島へ一緒に行ったが、そこには彼の婚約者キャサリンが待っていた。

≪感想≫
 ミランダ、ルイス、キャサリン、伯父という主な登場人物全員が、不快な行動をとるので、読んでいてイライラしました。特にミランダが突っかかるような態度をとってばかりなのが不快でした。それまでの人生がひっくり返った上に、勝手に生活を決められてしまったことを受け入れられないのは、ある程度わかるんですが。ルイスもキャサリンとの関係をはっきりさせずに、彼女を蛇の生殺し状態にしているのがひどいですね。

≪BOOK DATA≫
 「カリブの娘」 Offer Me a rainbow
   ナタリー・フォックス(久我ひろこ) I-1617 2003年7月

「プリンセスの旅立ち」 エリザベス・ハービソン L-1077

≪あらすじ≫
 コルサリア公国の皇太子妃テレサは、もともとアメリカ人で、王子に見初められて結婚したものの、奔放な王子は一年半前に無謀な事故を起こして命を落としてしまった。テレサはまだ年若い義妹を支えるためにコルサリアに残り、公務をこなしていた。だが、義妹も結婚し、公務の引継ぎもできる状況になった。そこで再出発について考えるために密かに休暇を取り、中古車を買って一人で旅に出た。だが、途中の町で車が故障し、さらにはその町の町長兼医師のディランのトラックにはねられて、脳震盪をおこしてしまった。

≪感想≫
 特別に事件が起こるわけでもなく、自然に物語が進行します。登場人物も一人を除いて、いい人ばかりです。ドラマチックさが足りない感じもしますが、こういう話もいいですね。
 
≪BOOK DATA≫
 「プリンセスの旅立ち」 Princess Takes a Holiday
   エリザベス・ハービソン(青木れいな) L-1077 2004年2月

「偽りの彼方に」 ダイアナ・ハミルトン R-1916

≪あらすじ≫
 キャット(キャタリーナ)は、祖父から遠縁にあたる実業家アルドとの結婚話を持ちかけられた。祖父は若い頃、兄と衝突して故郷イタリアを飛び出しイギリスに移住したが、兄の会社の株を持っていたため労せず多額の配当金を得ていたことを心苦しく思っていた。そのため、兄の孫アルドとキャットとの結婚によって、親族との絶縁状態を修復しようと考えたのだ。キャットは株目当ての結婚話に乗り気ではなかったが、アルドを一目見て強く惹かれ、結婚することになった。だが、結婚後まもなくアルドの秘書アイオランダから、自分がアルドの愛人であることを告げられた。更にはキャットが妊娠するとアルドは寝室を別にし、何日も家を空けるようになった。流産した後、キャットは自宅から別荘に追いやられ、アルドは会いにも来なかった。そして2ヶ月後、アルドはアイオランダを伴って別荘を訪れた。

≪感想≫ ネタばれです
 アルドは、キャットから不倫を責められた時、自分を信じてくれなかったと激怒するのですが、客観的にみると疑われるようなことばかりしているんですよね。自分の非を認めず逆ギレするところが、モラハラっぽくて嫌でした。もっともキャットもうじうじ悩むばかりではなくてアルドにちゃんと行動の理由を聞いたり、不満を言ったりすればよかったんですが。
 流産した後のキャットを一人にしたのは、「ぼくが仕事にいそしんでいる間、てっきりきみは贅沢な暮らしを楽しみ、流産で受けた心身の傷を癒しているはずだと思い込んでいた」からということですが、人の気持ちがわからないにも程があると思いました。
 
≪BOOK DATA≫
 「偽りの彼方に」 His Convenient Wife
  ダイアナ・ハミルトン(八坂よしみ) R-1916 2003年11月

「人魚のプロポーズ」(海の都の伝説III) サンドラ・ポール L-1056

≪あらすじ≫
 ベスは架空の生物を探す病身の父に付き添い、航海を続けていた。ある日、何かの生物が捕獲され、ベスはそれが何かを確かめようと、船倉にある巨大な水槽をのぞき込んだ。するとそこには、上半身が男性で、下半身が魚の、金色のうろこをきらめかせた人魚がいた。人魚を捕らえた父の部下は、人魚には知性がないというが、ベスにはそうは思えない。人魚に食べ物を運び、声をかけ続けていると、人魚はベスに話しかけてきた。その人魚シーゲルは、海底都市パシフィカの出身で、幼時に国を離れ、放浪していたという。彼は、三人の姉妹と再会し、故郷に戻らなければならないし、このままでは見世物にされてしまうので、脱出しなければならないのだ。シーゲルは、ベスが助けを求めるしぐさをしたために、それに応じて船に近づいたところを捕らえられたのだから、責任をとって逃がしてくれるように求めてきた。シーゲルの3人の姉妹は、人魚と人間の姿に相互に自由に変身できるが、彼は陸に上がって尻尾をなくしたら、二度と人魚の姿に戻れないタイプの人魚なので、彼を逃がすのは難しかった。

≪感想≫ ネタばれです
 この作品は捕らわれたヒーローとそれを助けるヒロインという、先に紹介したLS-130「愛はワイルドに」に似た設定の作品です。ただ半分読むまでヒーローの正体がわからない「愛はワイルドに」と違って、本作は最初からヒーローの正体がわかっています。

 シーゲルは逃亡のため、人魚の姿を捨てる決心をするのですが、その選択の重さが胸に沁みます。が、人魚の姿では肉体的に人間とは愛し合えないのかもしれません。人魚同士の場合はどうするんでしょう。表紙の写真はヒーローの下半身は足のように見えますが、尻尾に見えなくもありません。 

≪シリーズ≫ 海の都の伝説
 1.「海から来たプリンセス」 カーラ・キャシディ  L-1045 第三or四子フィービ
 2.「恋するマーメイド」   メリッサ・マクローン L-1051 第三or四子ケイラ
 3.「人魚のプロポーズ」   サンドラ・ポール   L-1056 第二子シーゲル
 4.「人魚姫のためらい」   リリアン・ダーシー  L-1058 第一子タラサ
  「夢で逢えたら」(「ロマンス日和」に収録) カーラ・キャシディ L-1170

≪BOOK DATA≫
人魚のプロポーズ 人魚のプロポーズ
サンドラ・ポール、高田 映実 他 (2003/08)
ハーレクイン
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 「人魚のプロポーズ」(海の都の伝説III) Caught by Surprise
   サンドラ・ポール(高田映実) L-1056 2003年8月

「残酷な選択」 アマンダ・ブラウニング I-1511

≪あらすじ≫
 ペイジは両親を亡くしてから、叔母夫婦の家に引き取られたが、両親の愛情を独り占めできないことに嫉妬した従妹ローリに子供の頃から嫌がらせを受けていた。 だが、ペイジは叔母夫婦への忠誠心から、ローリをいつもかばってきた。そんなローリは、ペイジの友人宅から翡翠の像を持ち出し、ペイジに濡れ衣を着せて逃げ出した。翡翠を取り戻すため、ペイジはローリを追いかけるが、翡翠の持ち主の孫トラヴィスは、ペイジが盗んだものと決め付け、執拗に彼女を追い回した。ペイジはローリがメデジンに行ったのを突き止め、小型飛行機に乗りこんだが、その飛行機にはすでにトラヴィスが乗っていた。しかし、途中で飛行機のエンジンが止まり、飛行機は中央アメリカの山中に墜落した。ペイジとトラヴィスは助かったものの、パイロットは死亡し、二人は山からの脱出を開始した。

≪感想≫
 本作はイマージュには珍しく、サバイバルものです。脱出のためにののしりあう協力し合ううちに、愛し合うようになる、という展開ですが、トラヴィスはペイジを完全に泥棒と信じているので、感情と理性の間で苦しんでいます。ペイジは無実を主張するんですが、ローリをかばって、ちゃんとした根拠が言えないので、信じてもらえないのも無理もない流れになっています。

 ペイジは子供の頃からローリをかばってきている訳ですが、それが更にローリの憎しみを増してきたようです。ローリの両親も娘の行動に気付いていたのに、これまで何もしなかったようです。そうやって甘やかして、自分のしたことの責任をとらせなかったことが、ローリをこんな人間にしてしまったと言えると思います。最後に、ローリは反省して謝っていますが、またやらかしそうな気配がたっぷりで、皆さんまだ甘いよ、と言いたくなってしまいました。

≪コミック≫
 「残酷な選択」 The Stolen Heart
   さとう智子/アマンダ・ブラウニング ハーレクインコミックス☆キララ 2014年5月


≪BOOK DATA≫
 「残酷な選択」 The Stolen Heart
   アマンダ・ブラウニング(竹原麗) I-1511 2002年3月

「隠れ家のハネムーン」 ジャクリーン・バード R-1882 

≪あらすじ≫
 下級貴族の娘ペニーは、父親との土地取引のためにやってきた実業家ソロと恋に落ちたが、彼が秘書に愛を誓っているのを盗み聞きしたため、別れを告げた。4年後、父親が死去し、ペニーが屋敷を相続することになったが、半分がソロの名義となっていた。しかも、多額の相続税を払えそうになく、このままでは破産することになってしまう。ソロに自分の分の名義を買い取ってもらうか、屋敷を売った利益を折半するしかない。そんな時、ソロはペニーを呼び出して、とんでもない提案をしてきた。

≪感想≫ 
 ジャクリーン・バードの作品には鬼畜ヒーローが多いのですが、本作ヒーローは早々に反省するので、安心して読めました。

ちなみに、ソロが秘書に愛を誓っている?シーンはこれ。
秘書「(前略)奥さんができたら、私たちの関係をなんと説明するつもり?よほど心が広い人じゃないと許せないわよ」
ソロ「何があっても僕たちの関係は変わらないよ。そんなことは心配しなくていいんだ。僕はいつもいつまでもきみを愛している...」

これじゃあ誤解するのも無理はない。

≪再版≫
 地中海の恋人「隠れ家のハネムーン」 Wife: Bought and Paid for
  ジャクリーン・バード(加藤由紀) HR-208 2009年1月

≪コミック≫
 「隠れ家のハネムーン」
  長崎真央子/ジャクリーン・バード 宙出版 2008年9月

≪BOOK DATA≫
 「隠れ家のハネムーン」 Wife: Bought and Paid for
  ジャクリーン・バード(加藤由紀) R-1882 2003年7月

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