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読書diary ロマンス茶房

読んだ本のあらすじと感想を紹介します。ロマンス小説が中心になります。ネタばれがありますのでご注意ください。

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Archive [2006年06月 ] 記事一覧

「過去からの旅人」 マリーン・ラブレース LS-154

≪あらすじ≫
 北極海の氷の中で、1956年に偵察機に乗ったまま行方不明になったアメリカ空軍のパイロットが氷漬けになって発見された。アメリカ政府の秘密組織<オメガ>の局員ダイアナは、彼の蘇生作業に協力し、偵察機の墜落原因を突き止めるよう指令を受けた。墜落にソ連が関わっていたとしたら、ロシアとの関係に重大な影響があると思われるからだ。やがて、そのパイロット、チャーリーは蘇生し、意識を取り戻したが、45年の歳月が過ぎたことを信じようとしなかった。

≪感想≫
 そんな馬鹿な、ありえない、という設定です。<オメガ>の他のシリーズには、こんな超自然的な設定はないようです。(全部読んだわけではないので断定はできませんが)まあ、この設定以外は、普通の特殊機関ものと、話の展開は同じようなものですから、これが見所と言えるかもしれません。そして、ほとんどの知り合いがいなくなってしまったチャーリーの心情がなんとも言えません。
 あとは、小ネタが、結構面白かったですね。たとえば、未払い給料が189万ドルになっていたとか、避妊知識が45年前のものだったとか。

≪シリーズ≫ 政府の秘密組織<オメガ>もの
 「過去からの旅人」    LS-154 捜査員ダイアナ  
 「緋色のターゲット」   LS-194 捜査員ジャック
 「怪盗を愛したら」    LS-198(コミック) 局長ニック、通信部長マッケンジー
   以下の4作は原作では先に発行されたので、過去の話になっています。
 「真夜中のジャガー」   LS-277 捜査員ジェイク
 「荒野のプリンセス」   LS-281 捜査員ネイト
 「買われた天使」     LS-289(コミック) 捜査員デヴィッド
 「ボスのたわむれ」    LS-293 局長アダム、捜査員マギー
  ここから新作となり、「怪盗を愛したら」の続きになります。
 「ダイヤとエメラルド」  LS-335 捜査員ジョーダン
 「深き海をわたり」    D-1195  捜査員デヴリン
 「この海に眠れ」     LS-338(コミック) 捜査員ドルー
 「傷跡にやさしいキスを」 HTP-35(コミック) 捜査員カッター
 「いくつもの夜と昼を」  HP-2  捜査員デイナ
 「キスまでの導火線」   HL-23  捜査員マイク、捜査員ジリアン
 
≪BOOK DATA≫
 「過去からの旅人」 Hot as Ice
   マリーン・ラブレース(藤峰みちか) LS-154 2003年2月 

「あのキスをもう一度」 スーザン・マッカーシー R-1845

≪あらすじ≫
 亡き祖父の会社を継いだジョージアは、恋人も持たず仕事に打ち込んでいた。それは祖父が、男は皆ジョージアの財産目当てだと、彼女に刷り込んでいたせいでもあった。ある日、ジョージアは、子供の頃からの知り合いの男にクルーザーに軟禁され、結婚を迫られた。なんとかゴムボートで逃げ出した彼女は、通りかかった豪華クルーザーの持ち主ジェイクに救助されたが、彼はジョージアを金持ちの男を捕まえるために、わざと近付いてきた女だと誤解した。そして、彼にキスされたジョージアは、また海に飛び込んで逃げる羽目になってしまった。数ヵ月後、ジョージアの会社の大株主として、ジェイクが乗り込み、経営に参加してきた。さらに、何者かが彼女の会社の株を買占めにかかってきた。

≪感想≫ ネタばれです
 ジョージアは、株の買占めを図っているのはジェイクだと疑い続けている訳ですが、幼少時からの刷り込みで、やむを得ない面もあります。ジェイクの方も、疑われても仕方のないこと(ジョージアを賭けの対象にした)をしているので、自業自得です。結局、ジョージアは最後にはジェイクを信用することになりますが、また疑いそうな感じで、結婚生活が大丈夫かと不安になりました。

 終盤、二人は何者かに拉致されて二日間監禁されるのですが、その間風呂も着替えもできない状態です。そして、そんな状態のまま脱出後に、キスとかいろいろしちゃうんですが、それはちょっと臭いがアレなんじゃないかと、気になって気になって仕方がありませんでした。

≪コミック≫
 「あのキスをもう一度」 
   中村地里/スーザン・マッカーシー 宙出版 2005年12月
 
≪BOOK DATA≫
 「あのキスをもう一度」 Bad Influence
  スーザン・マッカーシー(青山有未) R-1845 2003年2月

「満たされぬ情熱」 シャロン・ケンドリック I-1545(HR-300) 

≪あらすじ≫
 ロンドンに住むインテリア・デザイナーのケイトは、仕事先の大邸宅でシチリア島の名家の御曹司ジョヴァンニに出会った。それをきっかけに二人は関係を持つが、彼には故郷に婚約者がいることがわかった。婚約を解消したジョバンニから、関係を続けていこうと提案され、二人は世界各地の豪華ホテルで会い続けた。そんな二人の関係に転機が訪れた。ケイトが妊娠したのだ。

≪感想≫
 婚約者を裏切ってしまったことに罪悪感を感じているという描写はありますが、どうも切実さが感じられませんでした。

 ジョヴァンニの元婚約者は、彼から婚約解消された後、彼の弟と結婚するんですが、これってどうしてもわだかまりが残るのではないかと思います。肉体関係がないのなら、それ程でもないかもしれませんが、本作の場合、ジョヴァンニと元婚約者は肉体関係ありと、はっきり書かれていますから。でも、こういう設定の作品も結構あります。

≪再版≫
 「満たされぬ情熱」 The Sicilian's Passion
   シャロン・ケンドリック(進藤あつ子) HR-300 2010年12月

≪コミック≫
  「満たされぬ情熱」 The Sicilian's Passion
   立花実枝子/シャロン・ケンドリック ハーレクインコミック 2014年5月

≪BOOK DATA≫
 「満たされぬ情熱」 The Sicilian's Passion
   シャロン・ケンドリック(進藤あつ子) I-1545 2002年7月

「愛はワイルドに」 アン・スチュアート LS-130

≪あらすじ≫
 人類学者のリビーは大富豪から依頼を受け、彼の所有する南海の孤島にやって来た。その島の研究所には一人の男が研究対象として監禁されていた。彼は外界の影響を全く受けずに育った「野生の子」と考えられていて、リビーは彼の謎を解明するために呼ばれたのだった。研究対象として虐待されている彼を見るに見かねたリビーは、彼にジョンという名を付け、研究所の外のジャングルに逃亡させた。だが、ジョンはリビーを捕まえ、一緒にジャングルへと連れ去った。

≪感想≫ ネタばれです
 もちろんジョンは「野生の子」ではありません。ジョンは8歳のとき、両親と乗った飛行機がこの島に墜落して、両親は死亡し彼一人が生き残ったという過去の持ち主です。8歳から9年間一人で島で暮らし、17歳の時発見されて、文明社会に戻りました。まさにターザンみたいな存在です。時々自然に戻って生活しないと耐えられなくなるため、ジャングルにいたところを「野生の子」と間違われて、捕まってしまったという訳です。
 147ページまで一言もしゃべらないヒーローというのも珍しいですが、それでも充分ロマンスが成り立ちました。設定が面白くて楽しめる作品でした。

≪BOOK DATA≫
 「愛はワイルドに」 Wild Thing
   アン・スチュアート LS-130 2002年2月

「妻という名の仮面」 レイ・マイケルズ I-1534 

≪あらすじ≫ 
モルガナは、亡父の莫大な借金を肩代わりしてもらうことを条件に、実業家のスローンと結婚した。それは、モルガナが上流階級出身だったため、労働階級出身のスローンに箔をつけるための、名目だけの結婚だった。そして半年後、スローンの経営する工場が放火され、それはスローンを狙ったものと推測された。

≪感想≫
 イマージュには珍しくサスペンス色の強い作品です。放火犯として、モルガナもスローンも疑われます。こういう場合、お互いに疑いあう展開になりがちですが、本作の場合それはなく、むしろ夫婦の関係が深まるのがいいですね。

≪BOOK DATA≫
「妻という名の仮面」 His Trophy Wife
  レイ・マイケルズ(竹中町子) I-1534 2002年5月

「楽園行き片道切符」 リズ・フィールディング R-1587(HR-192) 

≪あらすじ≫
 マックスは妹アマンダの派遣会社から来る秘書の無能さにいらだっていた。妹は妻の死後、引きこもっている彼に活力を与えようと、能力よりも容姿を重視して、美しい女性を送り込んできたのだ。彼の要求に負けて、妹はジリーという能力はあるが地味であか抜けない女性を紹介してきた。一方、ジリーはDJとして成功している幼馴染との再会を楽しみに、田舎から出てきた。

≪感想≫ ネタばれです
 自分の思いは置いておいて、ジリーと幼馴染の仲を取り持とうとするマックスですが、気持ちはわかるけど、ちょっとやり過ぎかな、と思いました。実は、マックスとジリーの話よりも、マックスの前妻のエピソードのほうがいろいろ考えさせられました。

マックスの前妻のエピソード
 マックスの妻は彼の親友に恋してしまうが(プラトニック)、親友はカトリックなので、マックスが離婚してあげても、二人は再婚はできない。二人が苦しんでいるのを見て、マックスは雪山で命を絶つことを決意する。マックスの決意を察して、追いかけた二人を雪崩が襲い、マックスは助かり、二人は死んでしまう。
 いくら事故を装って自殺したとしても、二人のためにはならないどころか、究極の復讐のようになってしまいますよね。でも、そこに考えが至らないほどマックスも追い詰められた心理状態になっていたと察せられます。

≪スピンオフ≫
 「寄り道の恋」R-1674(コミック) マックスの妹アマンダの話

≪再版≫
 ボスに求愛中「楽園行き片道切符」 Dating Her Boss
   リズ・フィールディング(泉由梨子) HR-192 2008年9月
 
≪コミック≫
 「楽園行き片道切符」 
   牧あけみ/リズ・フィールディング 宙出版 2005年7月
 
≪BOOK DATA≫
 「楽園行き片道切符」 Dating Her Boss
   リズ・フィールディング(泉由梨子) R-1587 2000年6月

「異国の恋人」 ジュディス・マクウィリアムズ D-857

≪あらすじ≫ 
 中東のサードデヴァ王国の第二王子ハッサンは双子の弟カリームの婚約者カーリに、カリームが他の女性と結婚したことを告げるために、彼女のアパートを訪れた。しかし、カーリはハッサンをカリームだと思い込み、カーリーの妹夫婦の息子の洗礼式に一緒に行って欲しいと頼んできた。カーリの妹の夫は、カーリの前の婚約者で、カーリから妹に乗り換えた男なので、カーリがまたしても婚約者に振られたとわかったら、彼女がひどい屈辱を味わうのは間違いない。そこで、ハッサンはカリームのふりをすることにしたが、ずっとこのままというわけにはいかない。カーリが振られたように見えないようにするには、カーリの方から婚約を解消するように仕向けるしかない。そのためには、西欧の女性がアラブの国では耐えられそうもないという実態を見せつければいい。

≪感想≫
 本作はシークものとしては、ヒーローが傲慢でも尊大でもないという異色作です。カーリの方から婚約解消させるため、あの手この手を使うのですが、さっぱり効果がないどころか、だんだん深みにはまっていくのがお約束です。

≪再録≫
 アラブの首長(シーク)との夢恋物語 HR-79 2004年10月
  熱砂の誓い ジェイン・ポーター R-1766
  異国の恋人 ジュディス・マクウィリアムズ D-857
 
≪BOOK DATA≫
 「異国の恋人」 The Sheik's Secret
   ジュディス・マクウィリアムズ(野原房) D-857 2000年9月

 

「隠れ家のハネムーン」 ジャクリーン・バード R-1882 

≪あらすじ≫
 下級貴族の娘ペニーは、父親との土地取引のためにやってきた実業家ソロと恋に落ちたが、彼が秘書に愛を誓っているのを盗み聞きしたため、別れを告げた。4年後、父親が死去し、ペニーが屋敷を相続することになったが、半分がソロの名義となっていた。しかも、多額の相続税を払えそうになく、このままでは破産することになってしまう。ソロに自分の分の名義を買い取ってもらうか、屋敷を売った利益を折半するしかない。そんな時、ソロはペニーを呼び出して、とんでもない提案をしてきた。

≪感想≫ 
 ジャクリーン・バードの作品には鬼畜ヒーローが多いのですが、本作ヒーローは早々に反省するので、安心して読めました。

ちなみに、ソロが秘書に愛を誓っている?シーンはこれ。
秘書「(前略)奥さんができたら、私たちの関係をなんと説明するつもり?よほど心が広い人じゃないと許せないわよ」
ソロ「何があっても僕たちの関係は変わらないよ。そんなことは心配しなくていいんだ。僕はいつもいつまでもきみを愛している...」

これじゃあ誤解するのも無理はない。

≪再版≫
 地中海の恋人「隠れ家のハネムーン」 Wife: Bought and Paid for
  ジャクリーン・バード(加藤由紀) HR-208 2009年1月

≪コミック≫
 「隠れ家のハネムーン」
  長崎真央子/ジャクリーン・バード 宙出版 2008年9月

≪BOOK DATA≫
 「隠れ家のハネムーン」 Wife: Bought and Paid for
  ジャクリーン・バード(加藤由紀) R-1882 2003年7月

「もう一度信じて」 サラ・ウッド R-1880

≪あらすじ≫ 
 ヘレンが風邪で会社を早退して家に帰ると、玄関ホールから二階の寝室まで女性の下着や服が点々と散らばっている。そして寝室にはシャワーを浴びたばかりの半裸の夫ダンとバスタオル一枚の美人がいた。それは夫のアシスタントの女性だった。夫は信じてくれと言うが、その状況で信用できるわけがない。

≪感想≫ ややネタばれです。
この状況では信用できないのも無理もないし、無実の夫が信用してもらえなくて傷ついたのもわかる。そこからどうやってお互いの関係を築きなおしていくかというのがメインですが、二人とも下手なことばかりしているのが、リアルといえばリアルかも。それはさておき、散らばっていた服が、先に下着が落ちていて、最後がスーツなのは逆だということに、二人が気付いていればね。

≪BOOK DATA≫
 「もう一度信じて」 For the Baby's Sakes
   サラ・ウッド(大澤晶) R-1880 2003年6月

「愛の一夜」 レベッカ・ウィンターズ I-1554 

≪あらすじ≫  
 ピアニストのヘザーの演奏会に、彼女の名付け親のドーニー夫妻と一緒に外科医のラウールがやってきた。その夜、ドーニー家で顔を合わせた二人は強く惹かれあう。しかし、僻地医療に携るラウールはヘザーをそんな厳しい土地に連れて行って、ピアニストの道を捨てさせることはできず、彼女を諦めようとする。だが、お互いの思いはつのり、せめて一夜だけでも共にすごすことになった。そして三ヵ月後、ラウールと離れていることに耐えられなくなったヘザーはアルゼンチンの奥地にいるラウールのもとを訪れた。

≪感想≫ ややネタばれです
 ヘザーの父親もラウールも、ヘザーを子供あつかいしすぎでは。ラウールはヘザーと相談することなく、勝手にいろいろ決めちゃうのが、ヘザーのことを思ってのことではあるけれど、夫婦としてどうなのかと思います。特に、妊娠時に危険があるということをヘザー本人に知らせないのは、医者としても、夫としてもマズいでしょう。

≪再版≫
「愛の一夜」 claiming His Baby 
   レベッカ・ウィンターズ(大島ともこ) K-194 2013年11月

 
≪BOOK DATA≫
「愛の一夜」 claiming His Baby 
   レベッカ・ウィンターズ(大島ともこ) I-1554 2002年8月

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