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読書diary ロマンス茶房

読んだ本のあらすじと感想を紹介します。ロマンス小説が中心になります。ネタばれがありますのでご注意ください。

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Archive [2006年07月 ] 記事一覧

「完璧なデート?」 ジル・シャルヴィス I-1553

≪あらすじ≫
 駆け出しのインテリアデザイナーのカミ(女)は、仕事のアピールのため、自宅を改装し個人的なモデルルームにしようとしていたが、やって来た改装工事の請負人タナーは、セクシーで魅力的な男だった。そんな中、カミは、母親や顧客に頼まれたデートを断りきれず、引き受けてしまった。だが、デートの結果は、故障車の中に置き去りにされたり、強引に迫られたりと散々だった。タナーは、そんなカミが歯がゆくてならず、もっと自分のしたいことをし、したくないことはノーと言うように忠告する。

≪感想≫
 本作は、全体的な雰囲気がどうも軽すぎる感じで、あまり好きなタイプの作品ではありませんでした。ただ、内容的にはなかなか良く、カミは幸福になるのが怖くて、本気になりそうもない相手とばかりデートをしていた訳で、そのあたりの心理状態などは、真面目に書いてあっただけに、残念でした。

≪スピンオフ≫
 「お熱い恋はお好き?」 I-1559(コミック) カミの一卵性双生児の姉 ディミの話

≪コミック≫
  「完璧なデート?」 Blind Date Disasters
  井上恵美子/ジル・シャルヴィス
 
≪BOOK DATA≫
 「完璧なデート?」 Blind Date Disasters
  ジル・シャルヴィス(吉本ミキ) I-1553 2002年8月

「ダーリンをさがして」 ミランダ・リー I-1385(C-717)

≪あらすじ≫
 ティナは、亡き親友サラの娘ボニーの父親を捜していた。可能性が最も高いと思われるのは、サラの上司だった会社社長ドミニクだった。そこでティナはドミニクの会社を訪れるが、門前払いされてしまった。そこでドミニクの自宅へ向かうと、自宅にいたドミニクの母親はボニーを見て大喜びし、暖かく迎えてくれた。だが、帰宅したドミニクはサラと関係を持ったことは認めたが、ボニーの父親であることは頑なに否定した。

≪感想≫
 自分の母親の前で、ちゃんと避妊具をつけただの、一回だけだっただのと弁解する羽目になったドミニクが気の毒というか、いい気味というか、滑稽でした。
 ドミニクとティナは結局いろいろあって、関係を持つんですが、その時避妊しなかったので、「いつも避妊具を使っているなんて大嘘だったのね」とティナが責めます。

≪再版≫
 「ダーリンをさがして」 Facing Up to Fatherhood
   ミランダ・リー(竹中町子) C-717 2007年11月

≪コミック≫
 「富豪の愛人/ダーリンをさがして」 
   くぼた尚子/キャシー・ウィリアムズ/ミランダ・リー ハーレクインコミック 2009年8月

≪BOOK DATA≫
 「ダーリンをさがして」 Facing Up to Fatherhood
   ミランダ・リー(竹中町子) I-1385 2000年11月

「見せかけの結婚」 ミシェル・リード R-1661(HR-104)(HQB-345)

≪あらすじ≫
 3年前に父を亡くし、ひと月前に母を亡くしたクレアは、母が生んだばかりの父親違いの妹メラニーを抱え、困窮した暮らしをしていた。訪れた伯母のローラは、メラニーを養女に出すことを勧め、当座しのぎのお金を置いていった。ローラの忘れ物に気付き外に出たクレアは、車にはねられ手首を骨折してしまった。伯母と一緒にいた伯母の上司らしき男性アンドレアスは、救急車を呼んだ後、お金もなく怪我のためにメラニーの世話もままならないクレアの状況を知ると、自分の家に滞在するように、申し出てきた。さらに、アンドレアスはクレアと結婚して、メラニーを養女にしたいと言い出した。死期の迫る祖母に曾孫を抱かせたいのだという。クレアは、彼の話を不審に感じながらも、メラニーのために結婚を承知した。

≪感想≫
 またしても便宜結婚ものです。アンドレアスが便宜結婚する理由が、どう考えても妙ですが、本当の理由については、途中で察しがつきます。本当の理由が明らかになった後、大団円となるかと思いきや、もう一波乱あります。

≪再版≫
 「この結婚は偽者」 HR-104 2005年10月
  「見せかけの結婚」 ミシェル・リード(槙由子)     R-1661
  「九カ月の結婚」  ジュディ・クリスンベリ(泉屋ゆり子) L-869

≪再版≫
 「見せかけの結婚」 The Tycoon's Bride
   ミシェル・リード(槙由子) HQB-345 2010年12月

≪コミック≫ 
 「見せかけの結婚」 
   伊藤 かこ/ミシェル・リード ハーレクインコミックス 2013年11月


≪BOOK DATA≫
 「見せかけの結婚」 The Tycoon's Bride
   ミシェル・リード(槙由子) R-1661 2001年3月  

「トスカーナの誓い」 ケイト・ウォーカー R-1615(C-881)

≪あらすじ≫
 シエナは失業し、愛していた男性に裏切られ、母は重病で苦しみ、そのうえ住んでいるフラットの立ち退きも迫られていた。だが、亡父の莫大な遺産を相続すればこのすべてを解決することができる。ただ、遺産相続には、シエナが結婚していなければならないという条件がついていた。そこで、シエナは2ヶ月ほど友人としてつきあってきたキアに、夫になってくれるように頼んだ。キアは、継母の持っている自分の会社の株を買い取るため、多額のお金を必要としていたのだ。シエナが資金援助を結婚の報酬として約束したため、キアは結婚を承知したが、彼は形だけでなく本物の結婚生活を行うことを求めてきた。

≪感想≫
 便宜結婚ものです。自分は相手を愛してしまったのに、相手はただ契約を守っているだけと考えて、お互いが苦しむというのは、便宜結婚もののお約束ですが、本作では、苦しみ具合と愛していないふりが、お互いにかなり独りよがりで、もっと素直になればいいのに、と思いました。特にキアは、会社社長のくせに弱気すぎでは。

≪再版≫
 「トスカーナの誓い」 The Hired Husband
   ケイト・ウォーカー(すなみ翔) C-881 2011年3月

≪コミック≫
 「トスカーナの誓い」 The Hired Husband
   藤本さみ/ケイト・ウォーカー ハーレクインコミックス☆キララ 2014年10月


≪BOOK DATA≫
 「トスカーナの誓い」 The Hired Husband
   ケイト・ウォーカー(すなみ翔) R-1615 2000年9月

「恋の味つけ」 リズ・フィールディング R-1618

≪あらすじ≫ 
 料理研究家のキャシー(カサンドラ)は、友人の書店でサイン会をしていたが、そこにスポーツ用品会社の次期社長ニックが現れた。二人はその場で言い争いを始めてしまったが、それにもかかわらずニックは思わずキャシーにキスをしてしまった。だが、ニックは社内で「氷の女王」といわれる美女ベロニカに誘いをかけようとしていた。そんなニックに思わぬチャンスがやってきた。ニックが持っていたキャシーの本を見たベロニカが、彼に手料理をご馳走してくれないかと、頼んできたのだ。料理の予行演習に大失敗したニックはキャシーに助けを求めた。

≪感想≫
 ニックがベロニカに夕食を出している間に、ベロニカに見つからないように必死に隠れるキャシーの姿と、ごまかすためのニックの下手な言い訳が、大笑いです。でも、ベロニカは最初からお見通しだったようです。彼女は、いわゆるライバル女性の役どころかと思っていたら、意外にもいい人でした。しかし、ニックもベロニカも本気で相手を落とすつもりはなかったようで、何を考えていたのか謎です。
 肝心のニックとキャシーのロマンスですが、前の結婚で臆病になっているキャシーの傷をいかに癒すかというのがテーマとなっています。
 ニックの妹夫婦のパリ土産と、キャシーの姉夫婦のポルトガル土産は最高でした。こんなに簡単にお土産を持って帰れるといいですね。

≪スピンオフ≫
 「パンドラの夢」  R-1635(コミック)      ヒロインがファーガスの妹ドーラ(パンドラ) 
 「理想的な婚約者」 R-1641(C-747)(コミック) ヒーローはファーガス、ヒロインはベロニカ

≪コミック≫
 「恋の味つけ」 
   牧あけみ/リズ・フィールディング 宙出版 2002年10月
 
≪BOOK DATA≫
 「恋の味つけ」 Gentleman Prefer…Brunettes
   リズ・フィールディング(萩原ちさと) R-1618 2000年10月


 

「荒野のプリンセス」 マリーン・ラブレース LS-281

≪あらすじ≫
 服飾デザイナーのアレクサンドラは、生まれ育ったアメリカを去り、祖父のあとを継いでカリスタンの統治者となった。カリスタンには旧ソ連の核ミサイル基地が残され、そのミサイルの核弾頭を発火させる暗号の解読機が紛失していた。解読機はカリスタンか、隣接する国バルミンスクの人間の手にあるらしい。カリスタンとバルミンスクは昔から敵対しており、紛争が起こったら核ミサイルに不測の事態が生じかねない。そこで、解読機を入手するため、アメリカ政府の秘密組織<オメガ>がらカリスタンへはネイトが、バルミンスクへはマギーが派遣されることになった。ネイトは解読機の入手だけでなく、アメリカ大統領からの贈り物である名馬を送り届ける任務も負うことになった。

≪感想≫
 原作は1995年発行らしく、1991年ソ連崩壊からあまり時間が経っていない時期の作品です。ネイトが解読機の入手という任務を隠して近づいたのがバレて大もめ、という特殊機関ものお約束の展開です。

≪シリーズ≫ 政府の秘密組織<オメガ>もの
 「過去からの旅人」    LS-154 捜査員ダイアナ  
 「緋色のターゲット」   LS-194 捜査員ジャック
 「怪盗を愛したら」    LS-198(コミック) 局長ニック、通信部長マッケンジー
   以下の4作は原作では先に発行されたので、過去の話になっています。
 「真夜中のジャガー」   LS-277 捜査員ジェイク
 「荒野のプリンセス」   LS-281 捜査員ネイト
 「買われた天使」     LS-289(コミック) 捜査員デヴィッド
 「ボスのたわむれ」    LS-293 局長アダム、捜査員マギー
  ここから新作となり、「怪盗を愛したら」の続きになります。
 「ダイヤとエメラルド」  LS-335 捜査員ジョーダン
 「深き海をわたり」    D-1195  捜査員デヴリン
 「この海に眠れ」     LS-338(コミック) 捜査員ドルー
 「傷跡にやさしいキスを」 HTP-35(コミック) 捜査員カッター
 「いくつもの夜と昼を」  HP-2  捜査員デイナ
 「キスまでの導火線」   HL-23  捜査員マイク、捜査員ジリアン

≪BOOK DATA≫
 「荒野のプリンセス」 The Cowboy and The Cossack
   マリーン・ラブレース(早川麻百合) LS-281 2006年3月

「怪盗を愛したら」 マリーン・ラブレース LS-198

≪あらすじ≫
 アメリカ政府の秘密組織<オメガ>の局長ニックは、部下の通信部長マッケンジー(女)とともに、前々局長アダムと前局長マギー夫妻の家で彼らの子供たちのベビーシッターをしていた。だが、そこに何者かが侵入し、銃撃してきたが、ニックたちは難なく襲撃者を返り討ちにした。調査の結果、狙われたのはニックで、それは彼が少年時代にカンヌでスリをしていた過去に原因があるようだった。捜査のために、ニックとマッケンジーは、ニックの表の顔「高級レストラン・チェーンのオーナー」として、カンヌを訪れたが、またしても何者かに命を狙われた。

≪感想≫
 今のところ、<オメガ>のシリーズの最終話です(その後続きが発行)。マギーが局長だったころの話が飛んでいるのですが、最初からないのか未翻訳なのか、どちらでしょうか。
 こういう上司と部下のロマンスというのは、公私混同ぽいし、ましてこんな組織の中では危険でもあるわけで、あまり好きにはなれません。
 アダムとマギーのペット、イグアナのテレンスと牧羊犬のラディズウェルが、いつも悪さばかりしているのですが、ラディズウェルは襲撃のとき大活躍でした。 

 なお、ニックがカンヌでスリをしていた時の話は、LS-289 「買われた天使」です。また、本作に登場したアダムとマギー夫妻の娘ジリアンは、22年後(年のつじつまが合わないような気もする)の話であるHTP-35「傷跡にやさしいキスを」 、HP-2「いくつもの夜と昼を」 、HL-23「キスまでの導火線」に出てきます。 

≪登場人物≫
 ニック・ジェンセン・・・・・<オメガ>局長 コードネーム「ライトニング」。昔の名はアンリ・ニコラス・エベラール
 マッケンジー・ブレア・・・<オメガ>秘密捜査員 コードネーム「コム」 
 
≪シリーズ≫ 政府の秘密組織<オメガ>もの
 「過去からの旅人」    LS-154 捜査員ダイアナ  
 「緋色のターゲット」   LS-194 捜査員ジャック
 「怪盗を愛したら」    LS-198(コミック) 局長ニック、通信部長マッケンジー
   以下の4作は原作では先に発行されたので、過去の話になっています。
 「真夜中のジャガー」   LS-277 捜査員ジェイク
 「荒野のプリンセス」   LS-281 捜査員ネイト
 「買われた天使」     LS-289(コミック) 捜査員デヴィッド
 「ボスのたわむれ」    LS-293 局長アダム、捜査員マギー
  ここから新作となり、「怪盗を愛したら」の続きになります。
 「ダイヤとエメラルド」  LS-335 捜査員ジョーダン
 「深き海をわたり」    D-1195  捜査員デヴリン
 「この海に眠れ」     LS-338(コミック) 捜査員ドルー
 「傷跡にやさしいキスを」 HTP-35(コミック) 捜査員カッター
 「いくつもの夜と昼を」  HP-2  捜査員デイナ
 「キスまでの導火線」   HL-23  捜査員マイク、捜査員ジリアン

≪コミック≫
  「怪盗を愛したら」
    星合操/マリーン・ラブレース 宙出版 2007年7月
 

≪BOOK DATA≫
 「怪盗を愛したら」 To Love a Thief
   マリーン・ラブレース(浜口祐実) LS-198 2004年6月
 

「スペインの愛人」 シャロン・ケンドリック I-1599(HQB-292)

≪あらすじ≫
 ロンドンに住むソフィーは、スペインの名家の当主ルイスと結婚した従姉妹のミランダが交通事故で亡くなったという知らせを受けた。ソフィーは、結婚式の直前に会ったルイスに激しく惹かれあうものを感じていたが、その思いを封印してきたのだった。ミランダの葬儀で再会し、眠らせていたはずの情熱が蘇ったが、従姉妹への罪悪感と結婚後に愛人を作っていたルイスへの嫌悪感で、ソフィーは彼と距離をおこうとした。だが、ルイスとミランダの間に生まれた息子テオドロと離れることも辛かった。そこで、スペインでテオドロと一緒に三人で暮らそうという、ルイスの申し出に応じることにした。

≪感想≫
 ルイスはミランダを愛してはいなかったのですが、彼女が妊娠したので結婚しました。これはミランダの策略で、ピルを飲んでいるというのが、嘘でした。二人は結婚したもののうまくいかず、ミランダが浮気をするようになり、その結果ルイスも愛人を作ってしまいました。でも、そもそも真剣な気持ちもないのに関係を持ったのが問題で、その点ではルイスの自業自得とも言えます。

 一緒に暮らし始めてもクールなソフィーに「自分が種馬としか思えない」と、凹んでいるルイスが笑えます。ソフィーが彼を信用しきれていないからクールなんですが。結局、ソフィーは結婚を1年間待たせていますが、ミランダへの配慮とルイスに釘を刺す意味で、なかなか良かったですね。

≪再版≫
 「スペインの愛人」 Mistress of La Rioja
   シャロン・ケンドリック(進藤あつ子) HQB-292 2010年4月

≪BOOK DATA≫
 「スペインの愛人」 Mistress of La Rioja
   シャロン・ケンドリック(進藤あつ子) I-1599 2003年4月

「秘書と結婚?」 ジェシカ・スティール I-1632(HR-166)

≪あらすじ≫
 チェズニー(女)は両親や姉たちの悲惨な結婚生活を目の当たりにして、結婚なんて絶対しないと決意していた。そんなチェズニーはロンドンの大企業の取締役ジョエルの個人秘書に応募して、首尾よく採用された。一方、ジョエルは会社の会長の座を狙っていたが、そのためには現会長の姪アーリーンの機嫌をそこねるわけにはいかなかった。アーリーンに迫られて困ったジョエルは、婚約者がいると嘘をついたが、アーリーンは婚約者がチェズニーだと誤解し、ジョエルもそれを否定しなかった。そのため、婚約の話が知れ渡り、二人は結婚せざるを得ない状況に追い込まれた。

≪感想≫
 これも便宜結婚ものですが、結婚するまで全体の三分の二までかかったので、まどろっこしい感じがしました。しかし、いくらそういう状況に追い込まれたとは言え、会長になるために便宜結婚というのは、情けない、会長になりたいなら自分の力でなんとかしろ、と思いました。最後は会長職なんかどうでもいい、と言ってはいるんですが。

≪再版≫
 ボスに恋愛中「秘書と結婚?」 A Professional Marriage
  ジェシカ・スティール(愛甲玲) HR-166 2008年2月

≪コミック≫
  「秘書と結婚?」 
   伊勢崎とわ/ジェシカ・スティール 宙出版 2007年3月

≪BOOK DATA≫
 「秘書と結婚?」 A Professional Marriage
  ジェシカ・スティール(愛甲玲) I-1632 2003年9月

「ミッドナイト・ウエディング」 ソフィー・ウエストン I-1485

≪あらすじ≫
 ホリーは、母一人子一人で育ったが、7年前母が事故死した時、大富豪の父のもとに引き取られた。その父が死亡した時、ホリーは莫大な遺産を相続したが、彼女が25歳になるか、結婚するまでは、財産は信託され、ホリーの行動は彼女の義姉に管理されることになっていた。ホリーの義姉の夫ブレンダンはホリーが財産を自由に使えるようになるのを恐れ、自分の従兄弟と結婚させようとした。そこで、ホリーは逃げ出し、各地を転々としていたが、ついにパリでブレンダンに発見されてしまった。そんなホリーを、たまたまパリに来ていた災害復興社の社長ジャックが助け、このまま3年間逃げ続けて時間を無駄にするよりも、自分と結婚してはどうかと申し出てきた。

≪感想≫
 便宜結婚ものですが、ジャックの方には便宜結婚する必要性が全くないので、どんな事情が?と、不思議でした。途中からジャックは、白馬の王子様症候群(救う方)みたいなものにかかっているらしいとわかりましたが。

 ジャックの側の描写やセリフが少ないので、彼が何を考えているのか最後までよくわからなくて、結構イライラしました。他の作品ではヒーローは何も言わないけど、行動で気持ちが丸わかりということが多いんですが、本作はわかりにくかったですね。とは言うものの、どこがいいのかよくわからないけれど、妙に気に入った作品でした。

≪スピンオフ≫
 「ウエディングの秘密」 I-1548 ヒロイン・ベラの上司が、本作にチョイ役で出てくる雑誌記者リタ・カルーソー
 「不器用なプリンセス」 I-1541 ベラの姉アニスの話

≪再録≫
 「億万長者に恋して」 HR-133 2007年1月
  「子爵とともに」        トレーシー・シンクレア N-688
  「ミッドナイト・ウエディング」 ソフィー・ウエストン  I-1485


≪BOOK DATA≫
 「ミッドナイト・ウエディング」 Midnight Wedding
   ソフィー・ウエストン(三好陽子) I-1485 2001年11月

花婿の誓い レベッカ・ウインターズ I-1572(HR-127)

≪あらすじ≫
 アレックス(アレクサンドラ)は16歳の時、危ういところをディミトリオスに救われた。彼に恋心を抱いたアレックスは、数年後ブロンドの髪を茶色に染め、地味な服を着てディミトリオスの秘書の職を得ることに成功した。真面目で有能な女性に見られたくて、外見を偽ったのだ。だが、ディミトリオスは、彼女の気持ちに気付くことはなく、辛くなったアレックスは辞職を決意した。一方、ディミトリオスは、12歳の時、兄から「恋人のアケンナを愛していないが、彼女が妊娠したので結婚する。僕たちの母親もおそらくお金と地位のために結婚した。いずれ金目当ての女たちが、お前の子供を妊娠して結婚に持ち込もうとするだろう。」と言われたことに影響され、結婚するまで女性とは関係を持たないことを決意していたが、ギリシアでの仕事に同行したアレックスを今までとは違う目で見るようになってきた。

≪感想≫
 ディミトリオスの兄は、新婚旅行中に交通事故死し、兄嫁アケンナと息子リオン(現在22歳)が遺されます。そのせいもあってか、ディミトリオスは兄の言葉に強い影響を受け、最初からアケンナと女性に偏見を持つことになってしまった訳で、少年時代に受けた傷の深さがうかがわれます。私もアケンナに偏見を持って読んでいたのですが、最初から読み直してみると、アケンナは普通に息子のことを心配しているだけで、問題となる行動はほとんどしていないのがわかりました。反省です。

 ヒーローが未経験という話は、今まで読んだ中で1%ぐらいしかないように思いますが、トラウマ持ちが多いようです。

 それから、ロマンスよりも、ディミトリオスとリオンの叔父甥の関係の話がかなりの部分を占めて、いい味を出していました。でも、そのぶんロマンス部分が少ないかも。

≪再版≫
 「地中海の恋人」 HR-127 2006年10月
  「始まりは愛人」 ヘレン・ビアンチン(鈴木けい) R-1802
  「花婿の誓い」 レベッカ・ウインターズ(高山恵) I-1572

≪再版≫
 「花婿の誓い」 The Bridegroom’s Vow
   レベッカ・ウインターズ(高山恵) HQB-672 2015年7月


≪コミック≫
 「花婿の誓い」 
   村田順子/レベッカ・ウインターズ 宙出版 2008年8月

≪BOOK DATA≫
 「花婿の誓い」 The Bridegroom’s Vow
   レベッカ・ウインターズ(高山恵) I-1572 2002年11月

「残酷な選択」 アマンダ・ブラウニング I-1511

≪あらすじ≫
 ペイジは両親を亡くしてから、叔母夫婦の家に引き取られたが、両親の愛情を独り占めできないことに嫉妬した従妹ローリに子供の頃から嫌がらせを受けていた。 だが、ペイジは叔母夫婦への忠誠心から、ローリをいつもかばってきた。そんなローリは、ペイジの友人宅から翡翠の像を持ち出し、ペイジに濡れ衣を着せて逃げ出した。翡翠を取り戻すため、ペイジはローリを追いかけるが、翡翠の持ち主の孫トラヴィスは、ペイジが盗んだものと決め付け、執拗に彼女を追い回した。ペイジはローリがメデジンに行ったのを突き止め、小型飛行機に乗りこんだが、その飛行機にはすでにトラヴィスが乗っていた。しかし、途中で飛行機のエンジンが止まり、飛行機は中央アメリカの山中に墜落した。ペイジとトラヴィスは助かったものの、パイロットは死亡し、二人は山からの脱出を開始した。

≪感想≫
 本作はイマージュには珍しく、サバイバルものです。脱出のためにののしりあう協力し合ううちに、愛し合うようになる、という展開ですが、トラヴィスはペイジを完全に泥棒と信じているので、感情と理性の間で苦しんでいます。ペイジは無実を主張するんですが、ローリをかばって、ちゃんとした根拠が言えないので、信じてもらえないのも無理もない流れになっています。

 ペイジは子供の頃からローリをかばってきている訳ですが、それが更にローリの憎しみを増してきたようです。ローリの両親も娘の行動に気付いていたのに、これまで何もしなかったようです。そうやって甘やかして、自分のしたことの責任をとらせなかったことが、ローリをこんな人間にしてしまったと言えると思います。最後に、ローリは反省して謝っていますが、またやらかしそうな気配がたっぷりで、皆さんまだ甘いよ、と言いたくなってしまいました。

≪コミック≫
 「残酷な選択」 The Stolen Heart
   さとう智子/アマンダ・ブラウニング ハーレクインコミックス☆キララ 2014年5月


≪BOOK DATA≫
 「残酷な選択」 The Stolen Heart
   アマンダ・ブラウニング(竹原麗) I-1511 2002年3月

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