Archive [2007年05月 ] 記事一覧
2007.05/31 [Thu]
「冷酷な口づけ」(テキサスの恋29) ダイアナ・パーマー L-1130(PB-105)
≪あらすじ≫
父の死後すぐに義理の母親が自分たちの住む家を売りに出していると知り、リビーは困惑した。隣人のジョーダンに相談すると、彼は親身に相談に乗ってくれた。
折しも、ジェイコブズビルの町は上院議員の予備選挙の渦中にあり、カルフーン・バレンジャーがメリル上院議員に対抗して出馬しようとしていた。そんな中ジョーダンは、メリル上院議員の娘ジュリーと付き合い始め、彼女の言葉を鵜呑みにして、リビーを激しく非難するようになった。
≪感想≫
ここまでお馬鹿大馬鹿なヒーローがいただろうか、と言いたくなるほどのお馬鹿なヒーローでした。最初の61ページまでは思いやりのある誠実な人間だったのに、まるで別人かと思うほどの豹変ぶりでした。しかし、こんなに簡単に騙されてしまって、仕事の方は大丈夫なのかと、こういうタイプのヒーローが登場するたびに思います。
という訳で、本作はヒーローのお馬鹿っぷりを、後で手ひどくしっぺ返しされるんだろうなあと、いう視点で読むのがいいかもしれません。でも、結局たいしてひどい目にはあっていないので物足りない気もします。
登場人物の一人、ハーリー・ファウラーは、L-1070「実らぬ純愛」に引き続いて、ヒロインをかばったりフォローしたりしてカッコいいところを見せましたが、彼が主役となる作品も今後出るのでしょうか?でも、主役になったとたん、いつものように大馬鹿君になってしまうのでは、下手に主役にならないほうがいいのかもしれません。
≪シリーズ≫≪スピンオフ≫
「テキサスの恋」シリーズの中で本作に関係ありそうなものは以下の作品です。
作品中の結婚式には、これまでのシリーズの登場人物がたくさん出てきますが、 多すぎるので省略しました。
≪再版≫
「テキサスの恋 ミッドサマーアンコール(2)」
ダイアナ・パーマー(松村和紀子・山田沙羅) PB-105 2011年8月
「クリストファー・デヴラル」(テキサスの恋24) PS-11
「冷酷な口づけ」(テキサスの恋29) L-1130
≪BOOK DATA≫
「冷酷な口づけ」(テキサスの恋29) Cattleman's Pride
ダイアナ・パーマー(山田沙羅) L-1130 2005年3月
父の死後すぐに義理の母親が自分たちの住む家を売りに出していると知り、リビーは困惑した。隣人のジョーダンに相談すると、彼は親身に相談に乗ってくれた。
折しも、ジェイコブズビルの町は上院議員の予備選挙の渦中にあり、カルフーン・バレンジャーがメリル上院議員に対抗して出馬しようとしていた。そんな中ジョーダンは、メリル上院議員の娘ジュリーと付き合い始め、彼女の言葉を鵜呑みにして、リビーを激しく非難するようになった。
≪感想≫
ここまで
という訳で、本作はヒーローのお馬鹿っぷりを、後で手ひどくしっぺ返しされるんだろうなあと、いう視点で読むのがいいかもしれません。でも、結局たいしてひどい目にはあっていないので物足りない気もします。
登場人物の一人、ハーリー・ファウラーは、L-1070「実らぬ純愛」に引き続いて、ヒロインをかばったりフォローしたりしてカッコいいところを見せましたが、彼が主役となる作品も今後出るのでしょうか?でも、主役になったとたん、いつものように大馬鹿君になってしまうのでは、下手に主役にならないほうがいいのかもしれません。
≪シリーズ≫≪スピンオフ≫
「テキサスの恋」シリーズの中で本作に関係ありそうなものは以下の作品です。
作品中の結婚式には、これまでのシリーズの登場人物がたくさん出てきますが、 多すぎるので省略しました。
「子供じゃないのに」(テキサスの恋1) L-389(LV-25)(P-31)(HQSP-5) カルフーン・バレンジャー
「ボスへの想い」(テキサスの恋32) D-1140(PB-113)
リビーの雇い主ブレイク・ケンプ弁護士と秘書バイオレット・ハーディー
「愛に裏切られても」 PS-42 キャッシュ・グリヤ(警察署長)とティピー・ムーア(モデル)
≪再版≫
「テキサスの恋 ミッドサマーアンコール(2)」
ダイアナ・パーマー(松村和紀子・山田沙羅) PB-105 2011年8月
「クリストファー・デヴラル」(テキサスの恋24) PS-11
「冷酷な口づけ」(テキサスの恋29) L-1130
≪BOOK DATA≫
「冷酷な口づけ」(テキサスの恋29) Cattleman's Pride
ダイアナ・パーマー(山田沙羅) L-1130 2005年3月
2007.05/28 [Mon]
「誘惑の手ほどき」 アン・マカリスター I-1839
≪あらすじ≫
モリーは、飛行機のチャーター会社で整備士をしていて女性らしさとは無縁の生活だった。その上10数年前から、幼馴染のカーソンと婚約しているが、さっぱり結婚の具体的な話は出なかった。そこで、カーソンをその気にさせるため、長兄ラクランの友人ホアキンに誘惑の手ほどきを依頼した。ホアキンは有名サッカー選手だったが、怪我のために引退したばかりで、恋愛の達人なのだ。
≪感想≫
誘惑の手ほどきをするはずが、逆に誘惑されてしまうという、お約束の展開です。それに平行して、怪我で突然の引退を余儀なくされたホアキンが、気持ちの整理をつけていく過程が描かれています。
≪スピンオフ≫
「罪なドレス」から「こしゃくな花嫁」までは登場人物が友人同士なので、各作品にお互いが登場します。
「楽園の秘密」以降は舞台がペリカン島になります。
≪コミック≫
「誘惑の手ほどき」
瀧川イヴ/アン・マカリスター ハーレクインコミック 2014年5月
≪BOOK DATA≫
「誘惑の手ほどき」 Lessons from a Latin Lover
アン・マカリスター(片山真紀) I-1839 2006年8月
モリーは、飛行機のチャーター会社で整備士をしていて女性らしさとは無縁の生活だった。その上10数年前から、幼馴染のカーソンと婚約しているが、さっぱり結婚の具体的な話は出なかった。そこで、カーソンをその気にさせるため、長兄ラクランの友人ホアキンに誘惑の手ほどきを依頼した。ホアキンは有名サッカー選手だったが、怪我のために引退したばかりで、恋愛の達人なのだ。
≪感想≫
誘惑の手ほどきをするはずが、逆に誘惑されてしまうという、お約束の展開です。それに平行して、怪我で突然の引退を余儀なくされたホアキンが、気持ちの整理をつけていく過程が描かれています。
≪スピンオフ≫
「罪なドレス」 I-1405(コミック) フィンとイジー
「摩天楼の誘惑」 I-1413 フィンのライバル、ギブソン
「過ちの一夜」 I-1419 イジーの元婚約者サム
「炎の果てまでも」 I-1452 ウルフ兄弟三男リースと姉マライア
「こしゃくな花嫁」 I-1516 ウルフ兄弟長男ドミニクと妹シエラ
「楽園の秘密」 I-1671 ウルフ兄弟次男ネイサンと長男ドミニクの元婚約者カリン
「誘惑は突然に」 I-1726 マギリヴレイ兄弟長男ラクランとカリンの友人フィオナ
「一日だけの結婚」 I-1779(コミック) マギリヴレイ兄弟次男ヒュー(カリンに片思い)
「誘惑の手ほどき」 I-1839(コミック) マギリヴレイ兄弟末妹モリー
「罪なドレス」から「こしゃくな花嫁」までは登場人物が友人同士なので、各作品にお互いが登場します。
「楽園の秘密」以降は舞台がペリカン島になります。
≪コミック≫
「誘惑の手ほどき」
瀧川イヴ/アン・マカリスター ハーレクインコミック 2014年5月
≪BOOK DATA≫
「誘惑の手ほどき」 Lessons from a Latin Lover
アン・マカリスター(片山真紀) I-1839 2006年8月
2007.05/22 [Tue]
「最高の片思い」 ジェシカ・ハート I-1803
≪あらすじ≫
エリーはジャックに思いを寄せていたが、ジャックは彼女を妹のようにしか見ていなかった。それが辛くてエリーは他の土地で暮らしたが、彼を忘れることはできなかった。そして、三年ぶりに帰郷してみると、ジャックには生後十ヶ月の娘アリスがいた。アリスの母ピッパは出産後まもなく病死したという。アリスと新しい暮らしを始めるために、牧場に移り住もうとしているジャックに、エリーは自分が彼と結婚してアリスと牧場の世話をすると申し出た。
≪感想≫
前作「星空に降る愛」で、愛した女性の死を知って打ちのめされたジャックの話です。兄グレイと結婚したピッパの姉クレアに子育てを頼りすぎないようにと考え、ジャックは独立を決意します。それに便乗する形で、エリーは彼と結婚するのですが、ジャックはピッパのことを愛し続けていると思っているので、苦しみます。また、ジャックはエリーが他の男を愛していると思っています。そういう行き違いがメインの話です。
私が読んだジェシカ・ハートの作品は便宜結婚(婚約)ものばかりになっていました。調べてみると、彼女の作品には便宜結婚(婚約)ものが多いようです。
≪スピンオフ≫
≪BOOK DATA≫
「最高の片思い」 Wedding at Waverley Creek
ジェシカ・ハート(高橋庸子) I-1803 2006年2月
エリーはジャックに思いを寄せていたが、ジャックは彼女を妹のようにしか見ていなかった。それが辛くてエリーは他の土地で暮らしたが、彼を忘れることはできなかった。そして、三年ぶりに帰郷してみると、ジャックには生後十ヶ月の娘アリスがいた。アリスの母ピッパは出産後まもなく病死したという。アリスと新しい暮らしを始めるために、牧場に移り住もうとしているジャックに、エリーは自分が彼と結婚してアリスと牧場の世話をすると申し出た。
≪感想≫
前作「星空に降る愛」で、愛した女性の死を知って打ちのめされたジャックの話です。兄グレイと結婚したピッパの姉クレアに子育てを頼りすぎないようにと考え、ジャックは独立を決意します。それに便乗する形で、エリーは彼と結婚するのですが、ジャックはピッパのことを愛し続けていると思っているので、苦しみます。また、ジャックはエリーが他の男を愛していると思っています。そういう行き違いがメインの話です。
私が読んだジェシカ・ハートの作品は便宜結婚(婚約)ものばかりになっていました。調べてみると、彼女の作品には便宜結婚(婚約)ものが多いようです。
≪スピンオフ≫
「星空に降る愛」 I-1630(コミック) ジャックの兄グレイの話
「ロマンスの法則」 R-1742(コミック) グレイの幼馴染で元婚約者リジーの話
≪BOOK DATA≫
「最高の片思い」 Wedding at Waverley Creek
ジェシカ・ハート(高橋庸子) I-1803 2006年2月
2007.05/17 [Thu]
「実らぬ純愛」(テキサスの恋27) ダイアナ・パーマー L-1070(PB-103)
≪あらすじ≫
ジャニーは近くの牧場主のレオに夢中だったが、彼にはまるで相手にされていなかった。そこで、親友マリリーのアドバイスに従い、彼好みの女性になろうと、牧場仕事や料理の練習を始めた。そんな折、ジャニーはレオが彼女を残酷な言葉でこきおろすのを聞いてしまった。誰かがジャニーを中傷したのを信じ込んでいるらしい。
≪感想≫
前作「遅すぎた初恋」では、まともな兄貴だったレオが、主役になったとたん劣化するというお約束な設定です。しかし、ジャニーに対する誤解も早めに解け、中傷した人物もそれなりの報いを受けているので、とりあえず安心して読めました。
本作で大事件に発展する牛の突然死事件ですが、決着がついていません。後の作品で解決するようです。
≪シリーズ≫≪スピンオフ≫
「テキサスの恋」シリーズ等の中で本作に関係ありそうなものは以下の作品です。
作品中の牧畜業者のパーティーには、これまでのシリーズの登場人物がたくさん出てきますが、 多すぎるので省略しました。
≪再版≫
「テキサスの恋-スプリング・アンコール(3)」
ダイアナ・パーマー(松村和紀子・山田沙羅) PB-103 2011年5月
「ガイ・フェントン」(テキサスの恋22) PS-11
「実らぬ純愛 」(テキサスの恋27) L-1070
≪BOOK DATA≫
「実らぬ純愛」(テキサスの恋27) Lionhearted
ダイアナ・パーマー(山田沙羅) L-1070 2003年12月
ジャニーは近くの牧場主のレオに夢中だったが、彼にはまるで相手にされていなかった。そこで、親友マリリーのアドバイスに従い、彼好みの女性になろうと、牧場仕事や料理の練習を始めた。そんな折、ジャニーはレオが彼女を残酷な言葉でこきおろすのを聞いてしまった。誰かがジャニーを中傷したのを信じ込んでいるらしい。
≪感想≫
前作「遅すぎた初恋」では、まともな兄貴だったレオが、主役になったとたん劣化するというお約束な設定です。しかし、ジャニーに対する誤解も早めに解け、中傷した人物もそれなりの報いを受けているので、とりあえず安心して読めました。
本作で大事件に発展する牛の突然死事件ですが、決着がついていません。後の作品で解決するようです。
≪シリーズ≫≪スピンオフ≫
「テキサスの恋」シリーズ等の中で本作に関係ありそうなものは以下の作品です。
作品中の牧畜業者のパーティーには、これまでのシリーズの登場人物がたくさん出てきますが、 多すぎるので省略しました。
「クリスマスプレゼントは私」(テキサスの恋14) クリスマスストーリー'98(X-11)(PB-42)(HQSP-17)(コミック) ハート兄弟三男コリガン
「最愛の人」(テキサスの恋16) D-824(P-296)(コミック) ハート兄弟長男サイモン
「結婚の代償」(テキサスの恋17) L-900(P-298)(コミック) ハート兄弟次男キャラハン(キャグ)
「遅すぎた初恋」(テキサスの恋26) D-989(PB-102)(コミック) ハート兄弟五男レイナード(レイ)
「実らぬ純愛」(テキサスの恋27) L-1070(PB-103) ハート兄弟四男レオポルド(レオ)
「若すぎた妻」 PS-37 近くの牧場主夫妻ジャドとクリスタベル
「愛に裏切られても」 PS-42 キャッシュ・グリヤ(警察副署長)とティピー・ムーア(モデル)
≪再版≫
「テキサスの恋-スプリング・アンコール(3)」
ダイアナ・パーマー(松村和紀子・山田沙羅) PB-103 2011年5月
「ガイ・フェントン」(テキサスの恋22) PS-11
「実らぬ純愛 」(テキサスの恋27) L-1070
|
≪BOOK DATA≫
「実らぬ純愛」(テキサスの恋27) Lionhearted
ダイアナ・パーマー(山田沙羅) L-1070 2003年12月
2007.05/14 [Mon]
「愛を旋律にのせて」 スーザン・マッカーシー R-1956
≪あらすじ≫
ロスは雪道で立ち往生している車の持ち主グリフを助け、家まで送っていった。聞けばグリフは、最近村の古い修道院を買い取って引っ越してきたという。その後、友人の家で行われたパーティーでグリフと再会したロスは、彼が有名なロックバンドの元リードヴォーカルだと気付いた。
≪感想≫
男性不信で自分に自信のないロスは、グリフに褒められても信用できません。ここからだんだんグリフを信じるようになっていく、という展開なら良かったのですが、グリフ迫る→ロス逃げる→グリフ迫る→ロス逃げる、の繰り返しでいささかくどい感じがしました。しかし、物語のスタートから約一年の季節の流れと、要所に登場する音楽シーンがなかなか良くロマンチックでした。
グリフの容姿描写…「どきりとするほどハンサム」なのはよくある描写ですが、「黒髪が後退気味」というのは珍しい。
≪BOOK DATA≫
「愛を旋律にのせて」 Love is for the Lucky
スーザン・マッカーシー(愛甲玲) R-1956 2004年4月
ロスは雪道で立ち往生している車の持ち主グリフを助け、家まで送っていった。聞けばグリフは、最近村の古い修道院を買い取って引っ越してきたという。その後、友人の家で行われたパーティーでグリフと再会したロスは、彼が有名なロックバンドの元リードヴォーカルだと気付いた。
≪感想≫
男性不信で自分に自信のないロスは、グリフに褒められても信用できません。ここからだんだんグリフを信じるようになっていく、という展開なら良かったのですが、グリフ迫る→ロス逃げる→グリフ迫る→ロス逃げる、の繰り返しでいささかくどい感じがしました。しかし、物語のスタートから約一年の季節の流れと、要所に登場する音楽シーンがなかなか良くロマンチックでした。
グリフの容姿描写…「どきりとするほどハンサム」なのはよくある描写ですが、「黒髪が後退気味」というのは珍しい。
≪BOOK DATA≫
「愛を旋律にのせて」 Love is for the Lucky
スーザン・マッカーシー(愛甲玲) R-1956 2004年4月
- at 10:58
- [スーザン・マッカーシー]
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- *PageTop
2007.05/11 [Fri]
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) ミシェル・リード R-1911(P-302)(HQB-674)
≪あらすじ≫
建築家のイーサンは、カリブ海の島で休暇を過ごしていた。少し前にシーク・ハッサンの妻リオーナとのあらぬ仲を噂され、トラブルに巻き込まれたため、当分女性は避けるつもりだった。だが、島に滞在している魅力的な女性イヴのことが、どうも気になった。彼女はギリシアの大富豪の孫娘で、いつも若い男たちに囲まれていた。イーサンは彼女に惹かれてはいたが、うぬぼれの強い彼女に関わっては面倒なことになると感じていた。
≪感想≫
イーサンは前作「シークの祈り」で登場した時は、侠気があってスマートな人物だったのですが、本作ではわめいたりどなったりと、全然イメージが違いました。総合的に見るとイヴを慰める場面など、いい部分もたくさんあって前作のイメージ通りなのですが、それが台無しになっていました。一方、イヴもイーサンを都合よく利用したりと、好感の持てる人物ではありませんでした。話の流れはそれなりに良かったんですが、主役がイマイチなのが残念でした。
ギリシア人が何人か登場しますが、名前が長い上に似ているので紛らわしかったです。ペトロナデスとヘラクレイデス? はてどっちがどっち?
≪シリーズ≫ 恋する男たち
≪再録≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) Ethan's Temptress Bride
ミシェル・リード(柿原日出子) P-302 2007年7月
≪再録≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) Ethan's Temptress Bride
ミシェル・リード(柿原日出子) HQB-674 2015年8月
≪コミック≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII)
村田順子/ミシェル・リード ハーレクインコミック 2014年5月
≪BOOK DATA≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) Ethan's Temptress Bride
ミシェル・リード(柿原日出子) R-1911 2003年10月
建築家のイーサンは、カリブ海の島で休暇を過ごしていた。少し前にシーク・ハッサンの妻リオーナとのあらぬ仲を噂され、トラブルに巻き込まれたため、当分女性は避けるつもりだった。だが、島に滞在している魅力的な女性イヴのことが、どうも気になった。彼女はギリシアの大富豪の孫娘で、いつも若い男たちに囲まれていた。イーサンは彼女に惹かれてはいたが、うぬぼれの強い彼女に関わっては面倒なことになると感じていた。
≪感想≫
イーサンは前作「シークの祈り」で登場した時は、侠気があってスマートな人物だったのですが、本作ではわめいたりどなったりと、全然イメージが違いました。総合的に見るとイヴを慰める場面など、いい部分もたくさんあって前作のイメージ通りなのですが、それが台無しになっていました。一方、イヴもイーサンを都合よく利用したりと、好感の持てる人物ではありませんでした。話の流れはそれなりに良かったんですが、主役がイマイチなのが残念でした。
ギリシア人が何人か登場しますが、名前が長い上に似ているので紛らわしかったです。ペトロナデスとヘラクレイデス? はてどっちがどっち?
≪シリーズ≫ 恋する男たち
1. 「シークの祈り」 R-1900(P-300)(HQB-471)(コミック) ハッサンとリオーナ
2. 「楽園の誘惑」 R-1911(P-302)(HQB-674)(コミック) リオーナの友人イーサンとイヴ
3. 「罠に落ちた二人」 R-1918(P-304)(HQB-499)(コミック) ハッサンの弟ラフィク
4. 「愛しあう理由」 R-1957(P-306)(HQB-572)(コミック) イヴの親戚レアンドロス
≪再録≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) Ethan's Temptress Bride
ミシェル・リード(柿原日出子) P-302 2007年7月
≪再録≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) Ethan's Temptress Bride
ミシェル・リード(柿原日出子) HQB-674 2015年8月
|
≪コミック≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII)
村田順子/ミシェル・リード ハーレクインコミック 2014年5月
≪BOOK DATA≫
「楽園の誘惑」(恋する男たちII) Ethan's Temptress Bride
ミシェル・リード(柿原日出子) R-1911 2003年10月
2007.05/08 [Tue]
「シークの祈り」(恋する男たちI) ミシェル・リード R-1900(P-300)(HQB-471)
≪あらすじ≫
アラブの国のシークであるハッサンは、妻のリオーナと結婚して6年になる。しかし、世継ぎに恵まれず、一年前にリオーナはロンドンの実家に戻ってしまった。そこに、国の有力者が自分の娘をハッサンの第二夫人にしようとして、リオーナの誘拐を企てているという情報が入ってきた。さらに、スペインに滞在中のリオーナが、恋人と噂される建築家のイーサンと一緒だと聞き、ハッサンは思い切った行動に出た。イーサンと共にパーティーに向かう途中のリオーナを襲撃し、自分の豪華ヨットに連れ込んだのだ。
≪感想≫
リオーナは、このまま世継ぎができないとハッサンの立場が悪くなるのはわかっているし、かといって目の前でハッサンが第二夫人のもとに通うのを見ることには耐えられずに、家を出ました。ハッサンの方は、世継ぎをもうけるために第二夫人を持つつもりは全くないのですが、周りの圧力は強まっています。お互いに相手を思ってはいても、状況がそれを許さないわけで、そこをどう打開していくかがポイントとなります。
登場人物にアラブ人がたくさん出てくるのですが、名前が長い上に似ているので誰が誰やらわからなくなってしまいました。
≪シリーズ≫ 恋する男たち
≪スピンオフ≫
「千年の愛を誓って」(ゴージャスな結婚I) R-1591(RVB-1) ハッサンの隣国のシーク、ラシードの話
≪再版≫
「シークの祈り」 (恋する男たちI)
ミシェル・リード(柿原日出子) P-300 2007年06月
≪再版≫
「シークの祈り」(恋する男たちI) The Sheikh's Chosen Wife
ミシェル・リード(柿原日出子) HQB-471 2012年10月
≪コミック≫
「シークの祈り」(恋する男たちI)/パリで見つけた恋
村田順子/ミシェル・リード・レベッカ・ウィンターズ ハーレクインコミック 2014年5月
≪BOOK DATA≫
「シークの祈り」(恋する男たちI) The Sheikh's Chosen Wife
ミシェル・リード(柿原日出子) R-1900 2003年9月
アラブの国のシークであるハッサンは、妻のリオーナと結婚して6年になる。しかし、世継ぎに恵まれず、一年前にリオーナはロンドンの実家に戻ってしまった。そこに、国の有力者が自分の娘をハッサンの第二夫人にしようとして、リオーナの誘拐を企てているという情報が入ってきた。さらに、スペインに滞在中のリオーナが、恋人と噂される建築家のイーサンと一緒だと聞き、ハッサンは思い切った行動に出た。イーサンと共にパーティーに向かう途中のリオーナを襲撃し、自分の豪華ヨットに連れ込んだのだ。
≪感想≫
リオーナは、このまま世継ぎができないとハッサンの立場が悪くなるのはわかっているし、かといって目の前でハッサンが第二夫人のもとに通うのを見ることには耐えられずに、家を出ました。ハッサンの方は、世継ぎをもうけるために第二夫人を持つつもりは全くないのですが、周りの圧力は強まっています。お互いに相手を思ってはいても、状況がそれを許さないわけで、そこをどう打開していくかがポイントとなります。
登場人物にアラブ人がたくさん出てくるのですが、名前が長い上に似ているので誰が誰やらわからなくなってしまいました。
≪シリーズ≫ 恋する男たち
1. 「シークの祈り」 R-1900(P-300)(HQB-471)(コミック) ハッサンとリオーナ
2. 「楽園の誘惑」 R-1911(P-302)(HQB-674)(コミック) リオーナの友人イーサンとイヴ
3. 「罠に落ちた二人」 R-1918(P-304)(HQB-499)(コミック) ハッサンの弟ラフィク
4. 「愛しあう理由」 R-1957(P-306)(HQB-572)(コミック) イヴの親戚レアンドロス
≪スピンオフ≫
「千年の愛を誓って」(ゴージャスな結婚I) R-1591(RVB-1) ハッサンの隣国のシーク、ラシードの話
≪再版≫
「シークの祈り」 (恋する男たちI)
ミシェル・リード(柿原日出子) P-300 2007年06月
≪再版≫
「シークの祈り」(恋する男たちI) The Sheikh's Chosen Wife
ミシェル・リード(柿原日出子) HQB-471 2012年10月
≪コミック≫
「シークの祈り」(恋する男たちI)/パリで見つけた恋
村田順子/ミシェル・リード・レベッカ・ウィンターズ ハーレクインコミック 2014年5月
≪BOOK DATA≫
「シークの祈り」(恋する男たちI) The Sheikh's Chosen Wife
ミシェル・リード(柿原日出子) R-1900 2003年9月
最近のコメント